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家庭教師ヒットマンREBORN!(文庫版)(05) の商品レビュー

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2022/09/05

. 『家庭教師ヒットマンREBORN!』5巻 著 : 天野明 ◇ 【VS.黒曜中編】”ツナVS.六道骸”戦、 そして、【VS.ヴァリアー編】突入までの 収録でした。 主人公である”ツナ”の初めての覚醒状態での 戦闘は、周囲の誰一人敵わない世界征服を地で 目論む強敵との対...

. 『家庭教師ヒットマンREBORN!』5巻 著 : 天野明 ◇ 【VS.黒曜中編】”ツナVS.六道骸”戦、 そして、【VS.ヴァリアー編】突入までの 収録でした。 主人公である”ツナ”の初めての覚醒状態での 戦闘は、周囲の誰一人敵わない世界征服を地で 目論む強敵との対決。 『ONE PIECE』で言う”クロコダイル”、 『NARUTO』で言う”我愛羅”、 『BLEACH』で言う”朽木白哉”、 『呪術廻戦』で言う”真人”が、 『家庭教師ヒットマンREBORN!』で言う ”六道骸”でした。 とはいえ、上記で挙げたようなバトル漫画と 決定的に違う点が一つあります。 それは、他作品の主人公と違い”ツナ”はこれまで明確な“戦闘”をした経験が皆無であることです。 一読者として『ONE PIECE』の第1話の敵が”クロコダイル”、或いは『BLEACH』の第1話の敵が”朽木白哉”であるような感覚でした。 その為、”戦闘”という選択肢のない世界の住人である一般人”ツナ”の「それでも戦う」迄の心情の変化や、選択をした上での無力で厳しい現実の描写にとても惹き込まれました。 作品としても覚醒以前と以後で、コマ割りや人物の基本的な描き方が大きく変わり、制服の一人ひとりの着こなしから台詞、斜め前から見た眼のデッサン、と隅々まで格段により面白く感じます。 挑戦的に感じた部分に、長いバトル展開の【VS.黒曜中編】を終えた後、一話も日常回を挟まずに、同じく長編バトル展開の【VS.ヴァリアー編】へ突入した点があり、凄く尖っていて面白いと感じました。 内容としても切迫感が途切れず、他作品の漫画全体から見ても珍しいと感じました。 こういう部分を見ると より沼に嵌ってしまいます。 文庫版はコミックス2巻分にあたるので、 とても文章が500字程度では収まりません…

Posted byブクログ