千年後の百人一首 の商品レビュー
最果タヒさんも清川あさみさんもすきだったので思わず手にとり一気読み。すごく好みだった、知らなかったな読んでよかったです。「しのぶれど」の歌、やっぱりいいなあと思う。タヒさんの言葉もすごくいい、恋の色ってどんな色だろう。「うれしい」「かなしい」という言葉をつかわずに、言葉をかさねて...
最果タヒさんも清川あさみさんもすきだったので思わず手にとり一気読み。すごく好みだった、知らなかったな読んでよかったです。「しのぶれど」の歌、やっぱりいいなあと思う。タヒさんの言葉もすごくいい、恋の色ってどんな色だろう。「うれしい」「かなしい」という言葉をつかわずに、言葉をかさねてかさねて表す感情の川?海?滝?に流されているような気分だった。
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言葉の暴力 叩きつけられるように感じるがどこか包み込まれて支えられる気がする。 1番好きだったのは 逢ふことの 絶えてしなくは なかなかに 人をも身をも 恨みざらまし あなたが、しあわせなことはいい、 ただぼく目の前からは消えてくれないか。 恋愛感情からなる切なさがギュッと...
言葉の暴力 叩きつけられるように感じるがどこか包み込まれて支えられる気がする。 1番好きだったのは 逢ふことの 絶えてしなくは なかなかに 人をも身をも 恨みざらまし あなたが、しあわせなことはいい、 ただぼく目の前からは消えてくれないか。 恋愛感情からなる切なさがギュッとこの言葉に詰まっている気がする
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タヒさんを通した百人一首、清川あさみさんによる美しさだけではない力のある絵がとても素敵です。タヒさんの「百人一首という感情」と併せて読まれると良いと思います。ほんとに素敵
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百人一首と、大好きな清川あさみさんと、気になっていた最果タヒさんということで見かけてすぐ買ったんだけど長らく積んでた。最果タヒさんの言葉の選び方は、少なくともこの一冊では、個人的にはあまり刺さる感じではなかったのだけど、試みとしてはとても興味深いなと思った。うた恋い。のほうが作品...
百人一首と、大好きな清川あさみさんと、気になっていた最果タヒさんということで見かけてすぐ買ったんだけど長らく積んでた。最果タヒさんの言葉の選び方は、少なくともこの一冊では、個人的にはあまり刺さる感じではなかったのだけど、試みとしてはとても興味深いなと思った。うた恋い。のほうが作品としては好きだったかも。もちろんジャンルが違うけど。百人一首でもともと好きだった歌が、全然違う雰囲気になるのはなんだか不思議な感じがしました。
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清川あさみさんが、独自のビーズや刺繍を使った手法で百首すべての情景を作り上げ、最果タヒさんが、新訳をつけた一冊。歌仙絵とは全く違う独特の情景がそこにあります。今までモノクロに近い情景で浮かんでいた自分の中の世界が、目の覚めるような情景で切り取られると、自分の持っていた世界全てがさ...
清川あさみさんが、独自のビーズや刺繍を使った手法で百首すべての情景を作り上げ、最果タヒさんが、新訳をつけた一冊。歌仙絵とは全く違う独特の情景がそこにあります。今までモノクロに近い情景で浮かんでいた自分の中の世界が、目の覚めるような情景で切り取られると、自分の持っていた世界全てがさーっと綺麗に色づいていく幸せ。慈しむように一首ずつ堪能しました。タヒさんの新訳は、私の持っていたイメージと違うものもありましたが、それもまた新鮮です。巻末に説明もあり、じっくり比べるのも楽しく、まだまだじっくり楽しめそうです。
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百人一首を歌に合わせたイラストと現代語訳で解釈。1000年前の人たちも今の人たちも恋愛に悩み苦しむ。それが変わらない世界観であることに、親しみを感じました。 個人的に知ってる百人一首は少ないですが、「久方のひかりのどけき」ではじまる歌は改めて美しいと感じたし、平家物語で登場する崇...
百人一首を歌に合わせたイラストと現代語訳で解釈。1000年前の人たちも今の人たちも恋愛に悩み苦しむ。それが変わらない世界観であることに、親しみを感じました。 個人的に知ってる百人一首は少ないですが、「久方のひかりのどけき」ではじまる歌は改めて美しいと感じたし、平家物語で登場する崇徳院の歌にも、敗者としての哀れを感じずにはいられませんでした。
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表紙が素敵だなぁと思う。 和歌の作者などの紹介が後ろの方に別ページで載ってて、いまいち分かりづらい。意訳と一緒に同じページに載せてほしい。
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学生時代,古典の学習の一環として,百人一首を一通り暗記させられました。 今改めて,百人一首を読むと,あのときは小難しかった言葉もなんとなく意味が把握でき,昔も今も人の心に響くものは変わりがないんだなと思いました。 百人一首が時代を問わず幅広く集められたものだということも,学生時...
学生時代,古典の学習の一環として,百人一首を一通り暗記させられました。 今改めて,百人一首を読むと,あのときは小難しかった言葉もなんとなく意味が把握でき,昔も今も人の心に響くものは変わりがないんだなと思いました。 百人一首が時代を問わず幅広く集められたものだということも,学生時代には意識していなかったことであり,和歌が日本の誇るべき文化であると再認識しました。 個人的には,巻末の解説が特によかったです。
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百人一首の世界を、最果タヒさんによる瑞々しい言葉と、清川あさみさんの鮮やかで美しい作品で表現した、アートな1冊。 使用されている紙の質感や構成、レイアウトなんかを見てもとてもこだわりが感じられ、美しい。 巻末には解説もついている(辞書なみに小さい文字で見づらいのが少々残念だけれど...
百人一首の世界を、最果タヒさんによる瑞々しい言葉と、清川あさみさんの鮮やかで美しい作品で表現した、アートな1冊。 使用されている紙の質感や構成、レイアウトなんかを見てもとてもこだわりが感じられ、美しい。 巻末には解説もついている(辞書なみに小さい文字で見づらいのが少々残念だけれど)ので、読みこむのも面白い。 とはいえ、順番にきちんと読もうとすると疲れるので、自分がもともと好きな歌であったり、パラパラと見て気に入った言葉やビジュアルから入るのが良いかもしれない。
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読んでる途中でつかれてしまった。 一首ごとに独立した短歌なので、連続性がないことがつらかった。 詩もグラフィックもうつくしかったし、いい本なんだろうなとは思う。思い出したときにぱらぱらと読みたい。
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