鎌倉&三浦半島 の商品レビュー

樋口一郎(著者)

2020/04/30

　コロナ問題が終息するまで“お預け感”があるものの、散歩コースを探す目的で読破。　

　三浦半島というと、鎌倉の海水浴だったり、横須賀の軍港だったり、三崎のマグロだったりと、どちらかと言えば「海」のイメージだったのだが、本書が取り上げるのは、「山」中心のルートである。

　行ったことがあるのは猿島くらいで、分け入ってみると新しい発見があるはずだ。葉山アルプス（存在を初めて知った）とか、大楠山とか、観音崎（特に要塞遺跡）とか、写真を見る限りでは、かなり魅力的。”探検感”もありそう。

　植生、地質、地形とか……、結構個性的で、詳しくなると「ブラタモリ」的な楽しみ方もできる。

「ステイホーム」はしばらく続きそうで、散歩コースに行く前に、花とか地形の本とか買い込んでしまって、頭でっかちになのるが少し心配だ。

※改訂版が出ている模様。