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BCGが読む経営の論点(2018) の商品レビュー

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14件のお客様レビュー

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2021/11/12

デジタルトランスフォーメーション、AI、ブロックチェーン、アジャイルなど最近よく聞くフレーズを網羅的に把握することを期待して購入。 それが何かよりは、それによってどんな変化が起こるかに主眼が置かれており、ある程度知っていれば頭の整理になるが、まったく分からないとあまり役に立たな...

デジタルトランスフォーメーション、AI、ブロックチェーン、アジャイルなど最近よく聞くフレーズを網羅的に把握することを期待して購入。 それが何かよりは、それによってどんな変化が起こるかに主眼が置かれており、ある程度知っていれば頭の整理になるが、まったく分からないとあまり役に立たない(お恥ずかしい話、自分にはブロックチェーンの話はさっぱりでした…)。 また、それに対しどう対応すべきなのかは、紙面の都合もあるのでしょうが、表面的でそこまで読み応えがないと感じてしまいました。 以降、気になったテーマごとに備忘と所感まで… ・デジタル化… 結局、それを使って何がしたいのかに尽きる。ただ、難しいのはやってみないと分からんというのも事実だということ… ・少子高齢化… 中国、韓国、タイなども人口減時代に突入、2040年にはインドも。その頃には自分も60歳前、近いと見るか遠いと見るか。 ・ダイバーシティ… 様々な論説から、それが社会的倫理だけでなく、事業の強化に役立つのは事実なのだろうとは以前から感じてはいる。しかし、そのクリアなロジックを聞いたことがなく、本書も同じだった。 ・新ステージのグローバリゼーション… ビジネスにおける物理的分散と、デジタル的な統合化の同時進行

Posted byブクログ

2018/01/02

以下にも優秀なコンサルタントが執筆しているので客観的な示唆として参考にはなる。ただデジタルの捉え方にはリアル感がないような。デジタルマーケティングはマス広告からアドテクを活用したリアルタイムビッティングへのシフト、とまとめてしまうあたりが、知識はあってもリアルを知らない感じがプン...

以下にも優秀なコンサルタントが執筆しているので客観的な示唆として参考にはなる。ただデジタルの捉え方にはリアル感がないような。デジタルマーケティングはマス広告からアドテクを活用したリアルタイムビッティングへのシフト、とまとめてしまうあたりが、知識はあってもリアルを知らない感じがプンプンしてしまう。

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2018/01/01

BCGが特にこれからの経営を考える上で重要な論点をまとめたもの。以下の13テーマについて、BCGのコンサルが執筆。 ①デジタルトランスフォーメーション(E2Eでの経営のデジタル化) ②デジタル・マーケティング ③AI ④ブロックチェーン ⑤世界トレンドとしての少子高齢化 ⑥アジャ...

BCGが特にこれからの経営を考える上で重要な論点をまとめたもの。以下の13テーマについて、BCGのコンサルが執筆。 ①デジタルトランスフォーメーション(E2Eでの経営のデジタル化) ②デジタル・マーケティング ③AI ④ブロックチェーン ⑤世界トレンドとしての少子高齢化 ⑥アジャイルによる働き方改革 ⑦バリューベース・ヘルスケア(患者にとっての医療行為の価値にもとづく医療制度構築) ⑧ダイバーシティ ⑨グローバリゼーションの新潮流 ⑩ネットワークでつながる世界でのビジネスモデル ⑪M&A後の効果創出 ⑫シェアリング・エコノミー ⑬プライシング 中には?なテーマもあったが、トレンドを概観できていい本だと思う。

Posted byブクログ

2017/12/31

デジタルトランスフォーメーション、デジタルマーケティング、AI、ブロックチェーン、少子高齢化、働き方改革、医療制度改革、ダイバーシティー、グローバリゼーション、エコシステム、M&A、シェアリングエコノミー、プライシングといった最近話題のキーワードをベースに、各専門分野のコ...

デジタルトランスフォーメーション、デジタルマーケティング、AI、ブロックチェーン、少子高齢化、働き方改革、医療制度改革、ダイバーシティー、グローバリゼーション、エコシステム、M&A、シェアリングエコノミー、プライシングといった最近話題のキーワードをベースに、各専門分野のコンサルタントが解説を行うといった内容。 「経営の論点」とあるが、各テーマが概要レベルまでの解説までしかなく、深掘りするには他の専門書が必要になるので、あくまでも「コンサルが語る経営の論点」といった内容である。例えば、ブロックチェーンについては技術的な解説はほぼなく、それによるインパクト、発生しうる事象に観点を絞って書かれている。 各章は独立しているので、気になるテーマだけよんでもよいし、広く浅く最新キーワードを知るにはとても勉強になる。 また、ところどころ出てくる図表は、いかにもコンサルっぽいので、資料作成の勉強にもなるかもしれない。 正直、各章で内容の深さレベルの差は否めないが、個人的には「バリューベースヘルスケアの衝撃」がとても勉強になった。 本書に書かれている通り、政府の大きな方針は、医療費を有効に活用する責任を都道府県に負わせることだ。すでに2018年度から、国民健康保険の運営主体を都道府県に移管することが決まっている。また、都道府県による医療費の抑制努力に対して、国からの交付金等に差をつけることで、効率化を促そうとしている。しかも、レセプト情報・特定検診等情報データベース(NDB)の情報を開示するなどして、都道府県ごとの1人当たり医療費の差や特定検診の受診状況などがわかるようにして、プレッシャーをかけ始めている。 これから審査支払機関である国民健康保険団体連合会と社会保険診療報酬支払基金の統合も進み、患者にとっての医療行為の価値(費用対効果)を最大化するためのVBHCの考え方は、非常に重要になってくるであろう。カイザー・パーマネンテの事例も参考になる。 経営者だけではなく、新規事業を考える必要のある方やコンサルにとっては、手広く最新の話題を知るために、とても勉強になる一冊。

Posted byブクログ