図説 世界を変えた書物 の商品レビュー

竺覚暁(著者)

2024/02/03

・1495 アリストテレス
・1482 ユークリッド 幾何学原論
・1544 アルキメデス全集
・1472 イシドールス 語源学二十集 インターネットの守護聖人
・1543 コペルニクス 地動説の本
・1632 ガリレオ コペルニクス指示の本。それでも地球は動いている

・1565 重さの本。ヨルダヌス。
・1537 落下軌道の本。タルターリア。
・1687 プリンキピア。ニュートン。
・1637 デカルト。方法序説。我思うゆえに我あり。

・1572 光学宝典。アルハゼン。眼球。ひかり。視覚論。
・1611 屈折光学。ケプラー。

・1566。デ・レ・メタルカ アグリコラ。金属について。
・1500 真正蒸留法。ヒエロニムス。

・1562 磁石の本性。テニエ。
・1600 地球は大きな磁石。ギルバート。
・1751 電気実験。ベンジャミン・フランクリン。凧で雷。アメリカ独立。

・1877 電話の研究。グラハム。
・1887 電波の発見。ヘルツ。

本ってすげぇ。1500年代の考えが残ってんだ…
でもしかして枕草子とかのほうが古い？
逃げ上手の若君が1337とかだから、太平記とかでこの辺？
化学的に思考する、ってほんとに近代的な考え方なんだな

暇と対空の本で、人間が完成されてしまうって話はがあったけど、あれに近いところまで収斂してきてる気がする。

2023/08/29

このような本を世に出した発想と労力には敬意を表するが、いかんせん文字が読みにくい。配色と文字サイズに再考の余地がありと感じる。

2021/07/25

歴史的に名のある科学系の書物（原典）を紹介。
実物の写真が掲載されており、図鑑的に読了。
なかなか趣があって良かったです。

2018/09/22

自然科学や工学に関する歴史を大きく塗り替えた書物を紹介する本です。古代ギリシアの哲学者が著した哲学書の出版物から始まり、ニュートンの古典物理、さらには相対性理論や量子論へと続く出版物の系譜が描かれています。美麗な写真とともに解説されており、読んでいて楽しかったです。

2018/02/18

「原典にあたれ」の極北。
原論・博物誌・プリンキピア・星界の報告・エジソンの特許・相対論…。
内容の解説も良いがそれ以上に、表紙、裏表紙、背表紙、小口まで写真で見せる、書物として科学書を愛でる構想。
全て金沢工業大学の所蔵だという。図書館とは何たるかを見せつける気概。

2017/11/27

タイトルに偽りはない。ただし、本の表紙（後代の装丁も多いだろうから）を省いて、中味のページを増やした方が良かったのでは？解説は短い。テキスト的な詳細は
http://www.kanazawa-it.ac.jp/dawn/
へ。