ROIC経営 の商品レビュー
佐和周がブログで勧めていたので興味を惹かれた。自分の知識の再確認もあるのだが、どちらかというと周りの人にも勧められるかどうか うーん、要領よくまとめられているのだが、やたらROICを推してくるばかりで微妙にかゆいところに手が届かない。ROICみたいな率の指標、企業を外から横並び...
佐和周がブログで勧めていたので興味を惹かれた。自分の知識の再確認もあるのだが、どちらかというと周りの人にも勧められるかどうか うーん、要領よくまとめられているのだが、やたらROICを推してくるばかりで微妙にかゆいところに手が届かない。ROICみたいな率の指標、企業を外から横並びで比較したりするのには便利だが、ROICツリーなどで日々のオペレーションに落とし込むのはわざわざ面倒なことをしている感じで賛成できない むしろ本書を読んでしばらく忘れていたEVA(丸R)のことを思い出した。本書で紹介されている簡略なバージョンであれば、同じことを率で言っているか、量で言っているかの違いしかない。量のほうがハンドリングしやすいし、利益とまったく同じアプローチでマネージできる利点がある。EVAは、考案した会社がそれで飯を食おうとしてゴチャゴチャ複雑にしたのが良くなかったのではないか
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最近社内でもROICという言葉が行き交い始めたので、勉強のために購入。 【ざっと内容】 タイトル通り、ROIC経営を進める上で知っておくべき初歩的な内容から勝つよのメリット・デメリット、実際の活用方法まで網羅的に説明。 【こんな人にオススメ】 ・ROICって何?って人 ・経営...
最近社内でもROICという言葉が行き交い始めたので、勉強のために購入。 【ざっと内容】 タイトル通り、ROIC経営を進める上で知っておくべき初歩的な内容から勝つよのメリット・デメリット、実際の活用方法まで網羅的に説明。 【こんな人にオススメ】 ・ROICって何?って人 ・経営者及び経営に近い立場にいる人 【感想】 全体的に分かりやすかった。真面目に初歩的なところから、図を使って解説してある。ROICのみならずROEやフロー指標のプロコンも綺麗にまとまっていた。ROICについてこれから勉強する人にはオススメ。 一方でビジネス書として面白み自体はあまりなく、淡々と読み進める感じ。
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今の自分と比較して、内容がマクロすぎたので、中小企業の経営者向きというよりは、大きいコンサルティングファーム用に感じた。マクロ的な勉強をするのに役立った。
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監査法人による会計観点からのROIC経営解説本。ROICそのものが何か、ROA/ROE/EVA/WACCとの相関、ROICツリー分解、経営KPIとしてのROIC、などなど。かなり実務的で参考になる。ややお堅く理論面での解説が多いので中級くらいのアカウンティング・ファイナンス知識は...
監査法人による会計観点からのROIC経営解説本。ROICそのものが何か、ROA/ROE/EVA/WACCとの相関、ROICツリー分解、経営KPIとしてのROIC、などなど。かなり実務的で参考になる。ややお堅く理論面での解説が多いので中級くらいのアカウンティング・ファイナンス知識は必要となるが、これからROIC経営に取り組もうとする会社にとっては引導となる指南書となるであろう。
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実務上の必要性に迫られて読んだからか、非常にわかりやすい。ROA、ROE、そしてROICの違いが単なる数式上の話ではなく、実務に近い視点で説明してくれるのがありがたい。小手先でROEを改善させようとしても、ROICに効かない点など、考えながら読むと「!」が多く、参考になる。(本間...
実務上の必要性に迫られて読んだからか、非常にわかりやすい。ROA、ROE、そしてROICの違いが単なる数式上の話ではなく、実務に近い視点で説明してくれるのがありがたい。小手先でROEを改善させようとしても、ROICに効かない点など、考えながら読むと「!」が多く、参考になる。(本間)
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ROICを活用した企業価値の向上を目的に資本コストや資本効率性等について平易に解説されている。 一度ならず何度も読み返したい本。
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※このレビューにはネタバレを含みます
資本生産性の視点から、いかに企業価値を向上させるのかを、投資家目線寄りで解説してくれた本。 さまざまな発見があって、学びになった。 ①ROEとROICの関係性 ②IRと資本コストの関係(ESGやCGなど) ③調達資本・運用資本の視点から見た、ROICの特徴・そこから考えられる事 ④投資家と経営者の視点の不一致 ⑤企業の状況と、選択すべき方法論 などなど 是非とも活用していく中で、ブラッシュアップしていきたい。
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企業価値の向上とは何か、会社の経営を続けていく上で企業が求められている本質をついている内容だと思った。昨今、日本企業は企業価値が低いと言われているが、その原因として日本企業は売上や利益などのフロー成績を重視してきた。しかし、実際に社会から求められている企業価値とは稼ぐ力である。色...
企業価値の向上とは何か、会社の経営を続けていく上で企業が求められている本質をついている内容だと思った。昨今、日本企業は企業価値が低いと言われているが、その原因として日本企業は売上や利益などのフロー成績を重視してきた。しかし、実際に社会から求められている企業価値とは稼ぐ力である。色々な指標があるなかで稼ぐ力を最も適切に表しているのがROICであり、経営戦略に生かすために必要な分析などが説明されていた。なかなか難しい内容だったのでまた読み直したいと思います。
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第6章 株主との対話 最大の目的は「資本コストの低減」→βの低下、ボラティリティの抑制 投資家に安心感を与えよ! (業界マルチプルに対する個社プレミアムとディスカウントの考え方) ・情報発信の継続性 ・サプライズの頻度 ・資料の英訳 IROは、「投資家目線」を...
第6章 株主との対話 最大の目的は「資本コストの低減」→βの低下、ボラティリティの抑制 投資家に安心感を与えよ! (業界マルチプルに対する個社プレミアムとディスカウントの考え方) ・情報発信の継続性 ・サプライズの頻度 ・資料の英訳 IROは、「投資家目線」を経営に取り入れよ ・FCFの総出力 ・資本コストの考え方 ・インハウスDCF → 市場との乖離分析 競合他社との比較分析(財務会計中心) →投資家目線での比較優位性 社内・社外への説明責任がある。
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・ROE/ROA/ROICといった資本生産性の計算方法の説明も含まれているが、 機関投資家が企業価値をどのように捉えていて、企業は自社の企業価値向上の 取り組みに関する説明力をどのように高めていけば良いかをテーマに あずさ監査法人が説明している。 ・資本生産性のロジック説明に関する本は、これまでも発売されていたが、 機関投資家の考える企業価値や資本生産性が論点になる背景などを 解説した本は、今まで読んだことがなかったので、 その意味で非常に参考になる書籍だった。 ・理論の本では、本社側の目線だけで説明されているケースが多いと思うが、 この本は事業部門の目線とのギャップについて記載している点も 企業内部の経理部門(経企)の事情を意識して発刊されていると 思われ参考になった。 ・事業部門経理の経験から言えば、ROICは営業利益÷投下資本で計算するが 連結事業部単位の調達サイドの投下資本の計算はなんとかできるが、 運用サイドの投下資本の計算は、社内システムの理由もあり、 連結ベースでは作成できなかった。 また事業部単位でROICを作成するのがやっとで、製品群単位では 工数の費用対効果を考えるととても手をつけることができる状態ではなかった。 本文にも記載があるが、ROICは経理だけで取り組むことができるものではなく、 会社全体で考えるテーマであるため、役職の方にも読んでほしい本だと思う。 ・この本を読んで機関投資家の目線を理解するために資本コストや 株式市場の勉強をしなければと思った。
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