十津川警部 出雲伝説と木次線 の商品レビュー
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あはは、トラベルミステリーを掲げながらここまでヒドイと笑っちゃうなぁ。ヒドイとまで言うのもヒドイけど、ヒドイでしょ。真っ当な、いやフツーの読者がミステリーを期待して読めば、誰しも怒りをこして呆れますわ。これ、出雲神話における国譲りの解釈を問う単なる論戦ですから。それも、最終章の百竹センセの説得までは、同じ見解を繰り返し繰り返し述べられるし。ほのぼのローカル線をトレインジャックしてまで訴えるには、甚だ無理がありすぎ。ともあれ、勉強になりました。
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