とても良い人生のために の商品レビュー

J.K.ローリング(著者),松岡佑子(訳者)

2023/03/26

図書館で見つけて読んだ本。
卒業式でのスピーチのため、かなり短くすぐに読み切れる。スピーチとして聞いた方が響くのかもしれない。著者のストーリーと私のそれがかけ離れすぎてるからなのか、私に迫ってくるようなフレーズを見つけることができなかった。少し時間をあけて読み直すと違う感想を持つことがあるかもしれないので、また読み直してみたい。

2022/07/09

想像力を使いたくない人たち。
使えないのではなく、使いたくない人たち。
使おうとしないのに、結局歪んだ方向に使ってしまって、恐怖から針をむき出しにする人たち。
自ら生んだ怪物に、周りを巻き込みながら食い尽くされる。

2021/08/06

全小中学校、高校の図書館に置かれて、先生が代読してでも聞かせたい届けたい言葉だなと感じた。
ハーバードの卒業生のために用意された、ハリーポッターシリーズの著者のスピーチ。
失敗の恩恵と、そこにいない物やことや人を描ける想像力について。
よりよい人生のために、その二つを著者の経験を踏まえて紹介。
著者がどん底だった、という状況と奇しくも？同じ状態の自分。その恩恵と、これ以上落ちないという安心感は実感としてある。
どのタイミングで読んでも、優しく力強く、心に届くメッセージだと思う。
贈り物として受け取った。読めてよかった。

2021/07/10

卒業式のスピーチはたしかにあまり覚えてない（笑）
想像力で学べることはたくさんある。具体例としてアムネスティの事務所のお話が衝撃的だった。

引用されていたプルタルコスの言葉が印象的。
「自らの内側で達成したことが、外側の現実を変える」
これっていわゆる引き寄せの法則よね。たぶん。

2021/07/10読了

2018/10/10

J.K.ローリングは、「ハリー・ポッター」シリーズの作者で、ハーバード大学卒業式で行なったスピーチの内容をまとめた本。テーマは、失敗と想像力について、自身の過去を振り返りながら語る。
この２つのテーマは、彼女の作品に通じるもので、自身の経験が反映されていると思う。彼女がこれまでの人生をどのように過してきたかが分かるくらいで、正直なところ、あまり印象に残るエピソードは無かったけれど、大学の卒業生（ハリーポッター世代？）には、彼女自身の生き方・考え方に共感できる人も多いと思う。これから彼女がどのような作品でメッセージを贈るのか、むしろそちらに興味がある。

2017/12/18

２００８年のハーバード大学、卒業記念講演で語ったもの。

とても薄くてイラストも豊富でサクッと読めます。
そして作者による良い人生を送るためのヒントが書かれています。

今年の初めにハリー・ポッターを再読しようと決めていたのに、読みたい本があり過ぎて実現できなかった。また来年かな。

2017/12/11

普通なら諦めそうな環境なのに、自分のやりたい事をやり遂げたJKローリング。
凄いよなぁ。
才能があれば環境は関係ないのかと思ってしまうな。

「ゲイのダンブルドア」がジョークなんだろうけど、意味がわからなかった。