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ウイルス大感染時代 の商品レビュー

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5件のお客様レビュー

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2022/03/23

当時のNHKスペシャルは全く記憶にないが、予言の書とも言える本。 当たっているところもあるが外れているところもある。 奇しくも、新型コロナウイルスによる予備知識があったためかスラスラと読めた。 10年後か20年後かは分からないが、必ずパンデミックは起こるとの記載。 まさか3年後...

当時のNHKスペシャルは全く記憶にないが、予言の書とも言える本。 当たっているところもあるが外れているところもある。 奇しくも、新型コロナウイルスによる予備知識があったためかスラスラと読めた。 10年後か20年後かは分からないが、必ずパンデミックは起こるとの記載。 まさか3年後に起こるとはね。

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2020/07/04

2017年の本です。 この本で既に新型ウイルスの脅威を懸念することが書かれていますが人間の呑気さ(?)のおかげで、コロナパンデミックに至り、警告時すでに遅しとなったような気がする。。 新型ウイルスの発症原因は、地球温暖化/ワールドワイドな輸送ネットワーク/動物の生息領域を犯した...

2017年の本です。 この本で既に新型ウイルスの脅威を懸念することが書かれていますが人間の呑気さ(?)のおかげで、コロナパンデミックに至り、警告時すでに遅しとなったような気がする。。 新型ウイルスの発症原因は、地球温暖化/ワールドワイドな輸送ネットワーク/動物の生息領域を犯した人間の生活。 これらに尽きることがよく分かりました。 天然痘は人間にしか重篤状態を引き起こさないウイルスだったから撲滅できたけれど、インフルエンザを筆頭にウイルスは動物と人間の間で循環共有できるから(そして次の世代にハンドオーバー)、撲滅は無理なのですね。 とても読みやすい本でしたが、コロナパンデミックな今読むと、心身にこたえました。昼寝を何度も挟みながら読みました。 第5章は、予測。ほとんど合致してる。。 健康でいたいので、自粛生活を続けます。 娯楽はコロナウイルスワクチンができてから満喫。

Posted byブクログ

2018/09/26

NHKの特集番組のメイキングという体でわかりやすい。 なぜ新型インフルエンザが恐ろしいのか、なぜ防げないのか、パンデミックや大被害を防ぐためにどのような研究や努力がなされているのか、ということについてよく理解できた。 政治も科学も重要だ。直接関わらない我々にできることは少ない...

NHKの特集番組のメイキングという体でわかりやすい。 なぜ新型インフルエンザが恐ろしいのか、なぜ防げないのか、パンデミックや大被害を防ぐためにどのような研究や努力がなされているのか、ということについてよく理解できた。 政治も科学も重要だ。直接関わらない我々にできることは少ない。 ところで自分はインフルエンザの予防接種には2つほど疑問があってあまり積極的には受けてないんだけど、1つ目の、なんで何回も同じものを毎年受けないといけないの? 免疫って1度付いたらある程度の期間は有効のはずだよね、って疑問についてはだいたい理解できたつもり。 もう1つの、そのワクチン、ほんとにこれから流行る型に有効なの? って疑問はまだ解けない。

Posted byブクログ

2018/04/07

世界的な交通網の発達や、医療の進歩で人類の寿命が伸びたことで、人類の脅威として常に注目を浴びるウイルス感染症。ここに焦点をあてたNHKの番組の書籍版です。 当初番組ではジカ熱に焦点を当てようとしていたとのことですが、取材を進めるにつれより重大な脅威として浮かび上がってきたのはイ...

世界的な交通網の発達や、医療の進歩で人類の寿命が伸びたことで、人類の脅威として常に注目を浴びるウイルス感染症。ここに焦点をあてたNHKの番組の書籍版です。 当初番組ではジカ熱に焦点を当てようとしていたとのことですが、取材を進めるにつれより重大な脅威として浮かび上がってきたのはインフルエンザウイルスであり、それを柱に据えた一冊になっています。 病原性の高さなど、インフルエンザウイルスが注目される理由はいくつかありますが、その最大の理由として「インフルエンザが最大の人獣共通感染症」であるという点があげられています。インフルエンザウイルスは、よく知られているヒト、鳥、豚だけではなく、犬、猫、馬、虎、アザラシ、クジラなどにも感染するのです。 こうなってくると、仮に人類の間でインフルエンザウイルスを撲滅させても意味はなく、あらゆる動物のなかでそのウイルスは生き残り、進化し、また人類を宿主とすることを繰り返すことになります。 つまり、ウイルスは撲滅するのではなく、どう付き合っていくかを考える必要があるということです。 これを本書では「ウイルスとわれわれヒトは仲間であり、敵でもある。その関係は、哺乳類誕生に遡るほど古く、だからこそウイルスと、その対策のイタチごっこが果てしなく続くことを、私たちは覚悟しなければならない。」と表現しています。 ここまで読んだとき、最相葉月がその著書「未来への周遊券」で仰っていた次の言葉を思い出しました。 「ウイルスは三十億年前に誕生し、過去に動植物を絶滅させた例はない。動植物の絶滅はウイルス自身の絶滅をも意味するからだ。未来は、ウイルスと共存してきた歴史の知恵を必要としている。」 そう、対策ではなく共存のための知恵が求められているのが現代だと改めて気づかせてくれた一冊です。

Posted byブクログ

2018/02/04

コンピュータウイルスの話かと思って図書館で借りたら、生物の方のウイルスの話だった本。 中身はNHKスペシャルで放送された内容を元にしたもの。そういえば、NHKスペシャルの番宣で見たような気がしてきた。 人だけでなく他の動物にとってもかなりの脅威となるウイルス。インフルエンザが...

コンピュータウイルスの話かと思って図書館で借りたら、生物の方のウイルスの話だった本。 中身はNHKスペシャルで放送された内容を元にしたもの。そういえば、NHKスペシャルの番宣で見たような気がしてきた。 人だけでなく他の動物にとってもかなりの脅威となるウイルス。インフルエンザが流行るこの時期に読んだのは意味のあったことかもしれない。 (以上、ブログ全文です。) ブログはこちら。 http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/5326536.html

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