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大奥(第十五巻) の商品レビュー

4.4

26件のお客様レビュー

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2024/03/06

そもそも勅許を得る事人間さして熱心ではなかった井伊直弼はこうして半ば強引に日米修好通商条約を結んでしまったのである 家定の遺骸は上野の寛永寺に葬られた この時勅諚に関わった者達とそれに連座した者百人以上が切腹、死罪、獄門、蟄居等の厳しい処罰を受けた_これが世に名高い「安政の大獄」...

そもそも勅許を得る事人間さして熱心ではなかった井伊直弼はこうして半ば強引に日米修好通商条約を結んでしまったのである 家定の遺骸は上野の寛永寺に葬られた この時勅諚に関わった者達とそれに連座した者百人以上が切腹、死罪、獄門、蟄居等の厳しい処罰を受けた_これが世に名高い「安政の大獄」である 直弼の考える「もう少し」とは孝明天皇から水戸藩へ送られた密勅を幕府の手に取り戻す事である 関ヶ原以前の群雄割拠…となる前に西欧列強の属国となり国からそのものが消えてしまうかもしれぬがな

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2023/04/09

家定の死、桜田門外の変、和宮降嫁。 家定と篤姫(胤篤)の関係はよかった。 和宮はいったいどういうこと。

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2022/06/13

カステラをお母さんに「美味やから!」って食べさせてあげるシーンで「真っ先に和宮さんに食べさせてあげたかった」と泣く母。 おたあさんおたあさんと慕う様が泣けてくる。

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2020/03/23

家定が見てて微笑ましくなるほどすっかり乙女の顔で、ずっと見ていたかったのに至福のときは長く続かず…。 ラストでは和宮!?えっ!??えーっ!??ってなってる。

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2023/12/01

図書館で順番待ちして読んできたのだけれど、ここにきてなかなか順番が回ってこなくなってもう14巻を読んで半年以上すぎてしまったので、もう買って読むことにした。(最新巻まで読んだら1から順に購入予定) 頼りにしていた老中阿部正弘亡き後、井伊直弼が大老として君臨、次の将軍も紀州徳川家...

図書館で順番待ちして読んできたのだけれど、ここにきてなかなか順番が回ってこなくなってもう14巻を読んで半年以上すぎてしまったので、もう買って読むことにした。(最新巻まで読んだら1から順に購入予定) 頼りにしていた老中阿部正弘亡き後、井伊直弼が大老として君臨、次の将軍も紀州徳川家の福子姫ときまる。そんななか、懐妊した家定公と篤胤は幸せの絶頂から一気に引き裂かれ…天璋院(篤胤)の支えのもと将軍の座に就いた聡明な14代家茂は開国政策や公武合体などを理解し前向きな一方で、孤立を深める井伊大老の安政の大獄から桜田門外の変へ。そしてついに降嫁してきた和宮がなんと!という幕切れで次巻へ。 表紙は家定と胤篤その2。 *** 2023年ドラマ10「大奥2」(脚本:森下佳子)をみながら読み返している。 8巻終盤から始まったシーズン2医療篇、第三回までで赤面疱瘡撲滅チームが悲劇的幕切れを迎え、第五回で医療編が終わり、幕末編になって第八回はこの巻まる一冊というところ。

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2018/09/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

人の行いが歴史を紡ぐ。 血が臭う桜田門外の変に至る安政の大獄前に語られる、 あの有功の流水紋のモチーフが使われる、 あの人たちのエピソードがたまらなく愛しい。 大奥の、正の遺産と負の遺産。 かつて間部が決めたことが、今回の悲劇を、よりなんとも言えなさに導く。 毒殺の伝統?もまた、大奥の空気を淀ませていく。 それでも、幕末日本がガチヤバくなっての、春日局がしようとしたことへの、評価。 それは、いままでこの物語を読んできてほんとうに良かった、と思わされたことのひとつだった。 ところで薩摩密偵中澤さん、前巻は「なんだかな」な人でしかなかったけど今はすんごく味わい深い。 んで、大獄と変終了して後の、おしまいの引きがなおも凄すぎやろ!! (そして よしながふみ先生 、赤面疱瘡を決着させても、根幹のテーマを見失うことなくお話をつくってて流石すぎΣd(゚∀゚)ね)

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2018/09/13

穿った見方をすれば史実をなぞっているだけなのに、物語進行の工夫と、キャラ設定の発想で、圧倒的に質の高い作品であることにゆるぎなし。そろそろ人気の幕末にさしかかってきたけど、ここでもまた盛り上がりが期待されるところ。しかし、オビにも書かれていたけど、学生時代に苦手だった江戸史も、こ...

穿った見方をすれば史実をなぞっているだけなのに、物語進行の工夫と、キャラ設定の発想で、圧倒的に質の高い作品であることにゆるぎなし。そろそろ人気の幕末にさしかかってきたけど、ここでもまた盛り上がりが期待されるところ。しかし、オビにも書かれていたけど、学生時代に苦手だった江戸史も、これがあればもうちょっと理解が進んだかもって思えてしまう。

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2018/05/07

またひとつの時代が終わってしまった… 残す将軍もあと二人 どんな最期を迎えるのか楽しみなような寂しいような 和宮が女とはどういうことだろう 史実でもあの夫婦はわりと仲良かったんじゃなかったっけ…? 続きが気になる

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2018/05/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

幸せな時間は長く続かないとは思ってたけど…。 歴代将軍の悲劇に慣れてきてたのに…。 予想を上回るひどい仕打ち!! 悲劇を毎回こんなにエモーショナルに描けるなんて、よしながふみは凄い。 安政の大獄、桜田門外の変と歴史的イベントが粛々と進み、幕府滅亡の日が近付いてくる。 家茂×和宮はどう描かれるのか。楽しみです。

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2018/04/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読了:2018/4/29 ぐぁ…家定の懐妊、どういう風に持っていくんだろうと思ったらこれはしんどかった。 家茂も良い将軍になりそうなのだが、史実を知ってるとつらい展開にしかならないだろうなぁと思って今から陰鬱とした気分になる。 次代将軍が家茂と決まったときの慶喜のモノローグが、「他人の気持ちが理解できない(かつ本人にその自覚のない)人の思考回路」をうまーく表現しているなぁと思った。

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