生き残り錬金術師は街で静かに暮らしたい(02) の商品レビュー
周囲の状況がはっきりして来た巻。ぽやぽやしている主人公と彼女を守ろうとする人達が良い。 次巻も楽しみ。
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200年の長い眠りから覚めた錬金術師。 と聞けばすっごくかっこいい主人公……なはず。 錬金術以外は普通の……いやむしろ食欲以外なにかが足りない愛すべきキャラクターです。 微少女とはよく言ったものだ。 迷宮都市では現れないはずの錬金術師。 自分の存在の稀有さに無自覚であり、 天然...
200年の長い眠りから覚めた錬金術師。 と聞けばすっごくかっこいい主人公……なはず。 錬金術以外は普通の……いやむしろ食欲以外なにかが足りない愛すべきキャラクターです。 微少女とはよく言ったものだ。 迷宮都市では現れないはずの錬金術師。 自分の存在の稀有さに無自覚であり、 天然さんで嫌味がひとつもないので、全力で応援したくなるんですよね。 迷宮都市で出会った人たちもきっとそんな気持ちなのだと思います。 その人たちのおかげもあって、 マリエラは自分の最大の持ち味であるポーションづくりを続けながらも 迷宮都市で静かに笑顔が溢れる暮らしをしています。 スタンピードから200年。 マリエラが蘇生した先の未来のその地には新しい錬金術師がいなかった。 ポーションは使用にいろいろな制限があり、なおかつ劣化していく。 錬金術師がいないのだから、新しく作られるはずもない。 しかし迷宮を斃すための人員は有限で、 命さえ落とさなければ。 どうにか繋ぎ留めて生かさなくては。 そんな過酷な歴史から、 錬金術師の家系であるアグウィナス家が選んだ道。 迷宮都市の、そんな悲しい歴史が明るみに出る巻です。
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マリエラの順調な日常と、迷宮討伐への盛り上がり、ポーションの一族アグウィナスの秘密、絡み合って進むストーリーに一気読みです。 迷宮討伐軍と、其れを率いるシューゼンワルド辺境伯家、濃いキャラクター達にスポットがあたって楽しめました。
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