熱帯魚は雪に焦がれる(1) の商品レビュー
カバーを外したところに「影響を受けたのは大今良時」と書かれていたが、けっこう絵柄もキャラも似ている。 のはまあいいとして、水族館部、というなかなかニッチな題材で、不器用女子らの百合未満百合?……ふむふむ、俺得じゃないか!
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まさか百合漫画で井伏鱒二『山椒魚』の引用を見ることになるとは思わなかった でも、それ以上に印象的な舞台装置として役立っているのはやはり水族館部か 知る人ぞ知る水族館部。高校の部活動でありながら、割と本格的に活動していて毎月無料公開しているという某校をモデルとしつつ展開される本作...
まさか百合漫画で井伏鱒二『山椒魚』の引用を見ることになるとは思わなかった でも、それ以上に印象的な舞台装置として役立っているのはやはり水族館部か 知る人ぞ知る水族館部。高校の部活動でありながら、割と本格的に活動していて毎月無料公開しているという某校をモデルとしつつ展開される本作。 海外転勤する父を心配させまいと寂しいのに寂しいと言えない小夏、皆から尊敬されるために辛いことが有っても辛いと言えない小雪。そんな一人ぼっちでも、その孤独感を訴えることが出来ない二人は作中で例えられているように全く顔を出そうとしないサンショウウオそっくり どこか似て同じように自分の望みを隠してしまう二人だから、惹かれ合うものがったのかな? 仲が進展する中で互いに「我慢しなくて良いんだよ」と伝えあった二人。だからこそ他の人には言えないような悩みを明かし、相談することが出来るのかな 結果的に小夏は楓に部活に誘ってくれた件について感謝を伝えることが出来、友だちになった 更に水族館部に入った小夏は部活動を通して小雪と更に親しくなっていき、サンショウウオが顔を出したことの喜びを分かち合うことが出来る でも、既に小夏と親しくなることによって特別な感情を抱きつつ有った小雪にとって、自分と喜びを分かち合おうとする小夏の姿勢はそれ以上の意味を持ってしまい…… 早くも衝撃的な展開を迎えてしまった第一巻ラスト。第二巻で小夏がどのような反応をするのか、ちょっと楽しい
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雑誌「電撃マオウ」に連載されている萩埜まこと氏の「熱帯魚は雪に焦がれる」の第1巻です。都会から海辺の田舎町にある七浜高校へ転校してきた天野小夏(後輩)とその高校にある水族館部の唯一の部員・帆波小雪(先輩)のお話です。どちらも不器用で色々と失敗もするのですが、一生懸命なのが見てて微...
雑誌「電撃マオウ」に連載されている萩埜まこと氏の「熱帯魚は雪に焦がれる」の第1巻です。都会から海辺の田舎町にある七浜高校へ転校してきた天野小夏(後輩)とその高校にある水族館部の唯一の部員・帆波小雪(先輩)のお話です。どちらも不器用で色々と失敗もするのですが、一生懸命なのが見てて微笑ましい。そこまで甘々な百合ップルではないので、百合が初めての人にもおすすめ。しかし、作品から尊さしか感じない素敵な百合作品です。サンショウウオかわいい。
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高校の「水族館部」を舞台にした女子高生のソフト百合もの。部員が2人だけで、先輩・後輩関係というのが良い。
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