ストリップの帝王 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
タイトルも面白そう。題材も昭和のノスタルジックぽくて惹かれる。で、最後まで読んで、結局つまらなかった。瀧口さんという、このストリップ業界の大物、彼自身がつまらないわけではないと思う。元銀行員でストリッパーの姉に言われるまま上京し、ストリップの世界に足を突っ込み、息子も引きづりこみながら、犯罪も厭わぬ、踊り子思いの“帝王”。つまらなくしてるのは著者だと思う。著者が惹かれたのはわかるけど、どこに惹かれたかあいまいで、ただ人生を追っているだけで、そういう叙述だとなにか起きそうで起きないという、ストレスだけが残った。帝王と息子の奇妙な親子関係ならそれにしぼっていいし、“無私”の姿勢に感動したならそれでもいい。浅い興味喚起を狙ってるのなら、読者にも帝王にも失礼。
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やはりこの人の本は馴染めない テーマは好きだから読んでしまうんだが…… 私の読解力がないのか、読んでいまいち理解できないところがあったり、 登場人物のストーリーを作るために、 もちあげるんだが、それが違うところで書いてるのと 矛盾して思えたり 差し込む話があんあmり関係なく感じ...
やはりこの人の本は馴染めない テーマは好きだから読んでしまうんだが…… 私の読解力がないのか、読んでいまいち理解できないところがあったり、 登場人物のストーリーを作るために、 もちあげるんだが、それが違うところで書いてるのと 矛盾して思えたり 差し込む話があんあmり関係なく感じたり 手癖というかパターンというか そういったもので表現して人物を表していて、 長く書くと破綻してしまうようなそんな感じがしてしまう
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ストリップの世界で素晴らしい生き方を実現した瀧口義弘の物語だが,それにしても凄い人だ.ストリップ界のスターだった姉の桐かおるの依頼で銀行員から異分野に飛び込んだ瀧口の波乱万丈の活動が,ストリップの歴史を絡めて素晴らしい物語になっている.会社の団体旅行ではストリップは不可欠のアイテ...
ストリップの世界で素晴らしい生き方を実現した瀧口義弘の物語だが,それにしても凄い人だ.ストリップ界のスターだった姉の桐かおるの依頼で銀行員から異分野に飛び込んだ瀧口の波乱万丈の活動が,ストリップの歴史を絡めて素晴らしい物語になっている.会社の団体旅行ではストリップは不可欠のアイテムだったと記憶しているが,そのような旅行が下火になり,インターネットで自由に画像が見られるようになった現在ではストリップがあまり表に出ることはなくなった.少し寂しい感じだ.
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