アレクシス あるいは空しい戦いについて/とどめの一撃 の商品レビュー
一文一文が心に肉薄してくるように思うほど正確な心情描写で、こんなに感覚が研ぎ澄まされていて大丈夫かな…とすら思った(余計なお世話)。めちゃめちゃ切実な二篇で読んでて胸が苦しくなるけど大好きです。
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アレクシス、読むのめっちゃ時間かかった…でも全ページ全行がわたしの最近の心を正確に言い表していて、あらゆる細かいところまで行き渡っていくようだった。一行目読んで心をつかまれて、恋に落ちるような感覚だったけど、読み進めるうちにあまりにわたしに近くて、どちらかというと友だちとしてすご...
アレクシス、読むのめっちゃ時間かかった…でも全ページ全行がわたしの最近の心を正確に言い表していて、あらゆる細かいところまで行き渡っていくようだった。一行目読んで心をつかまれて、恋に落ちるような感覚だったけど、読み進めるうちにあまりにわたしに近くて、どちらかというと友だちとしてすごく長く付き合うことになる人との出会いみたいだった。 もう当分ユルスナールは読みたくない…笑
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二編あり両方とも若い男性用主人公の一人称。何をやっても空しく一人砂漠を歩いてるような。。。作者自身もバイセクシャルのようだが、同性に惹かれながらも、それを許したくない自身や周りの環境にストレスを感じ、女性には心ない行動をし、またそれを女性が書いてるという。なんとも。二編とも序文と...
二編あり両方とも若い男性用主人公の一人称。何をやっても空しく一人砂漠を歩いてるような。。。作者自身もバイセクシャルのようだが、同性に惹かれながらも、それを許したくない自身や周りの環境にストレスを感じ、女性には心ない行動をし、またそれを女性が書いてるという。なんとも。二編とも序文という作者の解説があり、後ろにも訳者以外の解説もあり(年表もある)、出版する側のこだわりをひしひし感じるが。読み物としては結構しんどい。もやもや度が濃い。それをただのうっとおしいだけで終わってないのが、やはり名文なんだろうね。はあ。
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