俺はエージェント の商品レビュー

大沢在昌(著者)

2018/01/27

なんとなく中途半端な感じ。『新宿鮫』が好きで読んでいたが、あのあたりの大沢作品とは別モノと考えた方がいいかな。

フリーターでスパイ小説大好きな俺は、元凄腕エージェントにアシスタントにされ、それからは殺し屋には狙われるわ、目の前で殺しが起こるわ散々な目に。しかし、これらは全て俺の存在を中心に回っていたのだった。

コメディなのか、アクションなのか、イマイチどっちつかずの印象を受けた。

2018/01/24

昔のエージェントが活躍する。痛快アクション、スパイもの。楽しく読めた。はなしの展開に色々と裏があり、騙し騙され、最後まで誰が黒幕なのか？ハラハラドキドキ。

2018/01/17

悪人を相手に老練なスパイが活躍する様が爽快。後半に登場人物が多くなりすぎてやや混乱するが読了してみると構図は理解できる。頼りない主人公に感情移入しているうちに、だんだんと逞しく思えてくるのが不思議。

2017/12/28

スパイ小説好きとする青年と元凄腕エージェント老人が組織の陰謀を追い詰める。追われて殺してまた追われて…。最後まで面白くページが進んだ。会話が多くテンポいいんだけれど、少々長いかな。それと、最凶のどんでん返しとあるけれど、先が読めてそれほどでも。全体的には、登場人物も魅力的だし、楽しめた。最後の方の女の戦いもよかったね。