ボクが逆さに生きる理由 の商品レビュー
これでもかというほど、コウモリの話が載っている。けれど、専門書ではなくて面白く楽しく学ぶように書かれているので、読んでいるだけで楽しい。口語でかかれているので、作者の気分が読者に伝わってくる。 作者の『コウモリが大好きだ』という気持ちが随所にあふれている。 中身はコウモリの...
これでもかというほど、コウモリの話が載っている。けれど、専門書ではなくて面白く楽しく学ぶように書かれているので、読んでいるだけで楽しい。口語でかかれているので、作者の気分が読者に伝わってくる。 作者の『コウモリが大好きだ』という気持ちが随所にあふれている。 中身はコウモリの進化に翼にエコーロケーションにウィルスにと、進化以外は聞いたことがあるケド詳しくは知らないと言う点だったので面白く読めた。 進化の話は馬の方がコウモリに近いというのは面白いなと思った。 翼の話やエコーロケーションについても詳しくわかり易く書いてある。 ウィルスについては、今のコロナ過を考えると「ん?」と思ったけど、よく見ると出版時期が2017年。あと三年後の世界がウィルスに苛まれているとはまだ誰も思っていなかった時代だからこう書かれてるのかと思った。 コロナってスゴイデスネ。その前に書かれているのか、その後に書かれているのかでたぶん、ウィルスについて書かれている事がずいぶん変わっていそうな気がする。 コウモリは捕まえてはいけない。と最初に書いてあるケド、私、一度、捕まえてしまった事がある。 部屋の中で飛び回られて、どうしても困ったので捕まえて外に出した。当時は必死だったけど、今思うと噛まれなくてよかったと思う。軍手ぐらいはしておくべきだったかも。素手と網でどうにかしました。 とにかく、楽しい本でした。ありがとうです。
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面白かった! シンプルな表紙に惹かれて、手に取ったのだけども、予想以上に蝙蝠のことを知れて満足している。 超音波については勿論、「なんで頭を下にするの?」「どうやって飛んでいるの?」とか、色々難しい話はあったけども、嚙み砕いて説明してくれたおかげで、何とか、理解することができた。
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こうもり外交と良く隣国のことを指して言いますが、これはイソップ物語が由来だそうです。 鳥と獣が戦争をしているときに、鳥から獣だから敵だといわれたら、翼があるので獣じゃないといい、 獣からいわれたら、毛が生えているので鳥じゃないと言ったことから来ているそうだ。 ちなみに、翼に毛が生...
こうもり外交と良く隣国のことを指して言いますが、これはイソップ物語が由来だそうです。 鳥と獣が戦争をしているときに、鳥から獣だから敵だといわれたら、翼があるので獣じゃないといい、 獣からいわれたら、毛が生えているので鳥じゃないと言ったことから来ているそうだ。 ちなみに、翼に毛が生えていてそれで風を感知しているので、毛を剃ってしまうとうまく飛べないんだって。 https://seisenudoku.seesaa.net/article/472426011.html
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実はこんなに身近にいるのに、ぜんぜん存在が知られていないコウモリの本です。 内容が面白かっただけではなく、著者が知人なので肩肘の張らない語り口の文章とも相まって本人がしゃべっているようにぐいぐい読めました。 本中に登場するスパランツァーニという科学者は、自然発生説を否定した人...
実はこんなに身近にいるのに、ぜんぜん存在が知られていないコウモリの本です。 内容が面白かっただけではなく、著者が知人なので肩肘の張らない語り口の文章とも相まって本人がしゃべっているようにぐいぐい読めました。 本中に登場するスパランツァーニという科学者は、自然発生説を否定した人だということで、ひょんなことからたまたま調べていた科学者で、思いがけずこの本の中に登場して驚いた覚えがあります。この人は食べ物の消化について自分の体で人体実験した人で、絶食して胃液を体外に取り出してみたりと、まさに本書に登場するbats in the belfryという言葉通りの人でした。時代を先駆けてしまった人は変わり者と見られるんですね。 長崎カステラの老舗である福砂屋の話も出て来ましたが、本を読む一昨年前、初めて長崎に行ってはじめてそのカステラを食べ、ガイドさんが福砂屋のマークはコウモリだというのを聞いて、それは珍しいと思っていた記憶の新しい話題でした。 偶然にも身近なエピソードが散りばめられていて、もちろんコウモリについてヘェ〜な事ばかりでとても楽しい気持ちで読みました。
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コウモリとはなんだろう。 実はかなり身近な動物なのに、彼らのことをあまり知らないなと思った。 唯一の飛翔できる哺乳類という生物学敵に最高に謎多き生き物ながら、イメージに先行されて研究はぼちぼち、と行ったところ。寿命が長いことが一番驚いた。 内容は楽しいんだが、文章が気になる。 ...
コウモリとはなんだろう。 実はかなり身近な動物なのに、彼らのことをあまり知らないなと思った。 唯一の飛翔できる哺乳類という生物学敵に最高に謎多き生き物ながら、イメージに先行されて研究はぼちぼち、と行ったところ。寿命が長いことが一番驚いた。 内容は楽しいんだが、文章が気になる。 感嘆符が妙にうるさい位置で使われていたり、微妙に笑えない冗談が差し込まれたり。そこの好みが別れそう。
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コウモリと聞いて思い浮かぶのは、イソップ童話や、夕方にヒラヒラと飛ぶ姿。 そんな、あまり知らない動物ですが、写真のモフモフな姿や、パラパラとめくった時に読みやすそうな感じに惹かれて読んで見ました。 翼の形状とか、進化とか、こんなに面白い動物だったとは。 今度見かけたら、じっく...
コウモリと聞いて思い浮かぶのは、イソップ童話や、夕方にヒラヒラと飛ぶ姿。 そんな、あまり知らない動物ですが、写真のモフモフな姿や、パラパラとめくった時に読みやすそうな感じに惹かれて読んで見ました。 翼の形状とか、進化とか、こんなに面白い動物だったとは。 今度見かけたら、じっくり観察してみたいです。
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<内容紹介より> こうもりの生態、生息地、飛び方から、謎に満ちた進化、免疫、長寿まで最新情報をたのしく解説! ―――― こうもりの写真かでもある筆者が、こうもりの魅力を余すところなく紹介している作品です。 イメージとしては『カラスの教科書』に近いものがあります。 日本に35種、...
<内容紹介より> こうもりの生態、生息地、飛び方から、謎に満ちた進化、免疫、長寿まで最新情報をたのしく解説! ―――― こうもりの写真かでもある筆者が、こうもりの魅力を余すところなく紹介している作品です。 イメージとしては『カラスの教科書』に近いものがあります。 日本に35種、世界には1300種のコウモリが生息している、というその数の多さにまず驚かされましたし、「なぜさかさまにぶらさがっていても頭に血が上らないのだろうか」という初歩的な疑問についてもその答えが載っていて、新たな発見が満載です。 コウモリが鳥類とは異なる「ヒラヒラ」した飛び方をする理由や、超音波を利用したエコーロケーションのしくみなどは、専門的な知識がない読者にもわかるようにかみ砕きながら物理法則を交えて教えてくれていますし、「冬眠」のメリットや方法についても知ることができました。 生物学に興味がある人だけでなく(もちろんコウモリに興味がある人も)、理系分野の本をまったく読んでこなかった人にも読みやすい本だと思います。
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哺乳類の種の20%がコウモリ。 げっ歯目の次に多い。 雪の中でトーパー(休眠)したりできる。ちなみに、吸血蝙蝠は3種で日本にはいない。 頭に血が上らない理由は謎。 哺乳類で唯一自力で飛べる。
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