神様の定食屋(2) の商品レビュー

中村颯希(著者)

2025/02/28

「出汁巻き玉子」
忘れられたくない。
どれだけ大切な想い出だとしても、生きていく間に少しずつ薄れていってしまうのは寂しいけれど仕方ないことだろ。

「茹でとうもろこし」
踏み出せない一歩。
気丈に振る舞って心配をかけないのは大事なことだが、無理ならば諦めて残り少ない時間の使い方を考えるべきだろ。

「名前のない野菜炒め」
孫の名前を聞くと。
どんな環境で生まれ育ったのかなんて誰にも分からないが、一時の感情で誰かを傷つけてしまったら同類以下だろう。

「〆の鯛茶漬け」
一区切りついた時。
家のことを蔑ろにしていた訳ではないが、結果的に同じような状況になってしまったからこそ戸惑ってるのだろうな。

「ごちそうさま、めしあがれ」
勘違いして走った。
資料を隅々まで見ることはできなくとも、どこかに記載されているであろう年月を探すことぐらいはするべきだろう。

「メンチカツ」
普段とは違う日に。
意識しているからこそ引いてしまうことが多いのかもしれないが、話をして互いを知らなければ進展も何もないだろ。

2024/11/02

今回は後半になればなるほど予想外のことをいろいろぶっ込んできましたね
まさかあの客がまた来ると思わなかったし、こんな形になると思わなかったし。
小説だからご都合主義もアリでしょうと言われればそれまでなんだけど、1巻で各話を読むたびに目頭を熱くしていたから入れ混み具合半端なかったんだわ。
でも、いいねえ
志穂ちゃんにとっても、敦志くんにとっても、いい方向にいけばいいね

2024/10/23

安定の優しさです(*^^*)
進むのかと思いきや、告白で終わっちゃった。
3でどうなってるかな？ふふ

2024/09/17

このシリーズの構成上基本亡くなった人と亡くなられた人の関係と思いとおいしいごはんなので食べたくなる上に泣ける
生きてる人は、おいしいごはんをおいしく食べないと
人生いろいろ、悲喜こもごも、それぞれに思いがあって、きっかけがある

神様が神様らしくて、最後の方“えぇっ!?”とおもう出来事があったけど、ちょっと笑ってしまうw( //˘ω˘// )

2024/09/07

話の展開が面白くて良かった
「とうもろこし」の話も良かったし、嫌な男だと思っていたのに印象が変わってしまう話も、引き込まれて良かった

2024/07/20

今作も最高！
いきなり若い子の死が、それも2連続できたのがつらかった…。

ケンジ、すんごい胸糞悪いやつだったけど、よかったな。

2024/05/13

❶巻を読み終えて、なるほど！次はーと大きな期待を持って読み始めたので、評価は３つにしましたが、やはり面白い。水戸黄門のように流れは似ているけれど、少しずつ変えていたり、話の関連があったり、最後には、過去の？が解明されるという書き方がとても面白い。
次の休みには❸を買いに行こう。

2024/05/06

こういう料理物って話進まないので
シリーズ途中でやめがちなのですが‥
この本は主人公の年齢設定がよくて、しっかりストーリーがあります！！！
良いシリーズに出会えて嬉しい。

2024/04/11

神様の威厳が...とは思いますが、こんな神様いてほしいと思います。
想定ははちゃめちゃですが、前作に続いてホロリとする話ばかり。
言葉で伝える大切さ、相手を思いやる気持ちの大切さに改めて気付かされました。

2024/03/15

料理を教えてもらうだけではなく、哲史が教える回もあり、料理も定食屋の仕事も上手くなってる。
だからこその迷いや悩み、思いがけないことが起きたり意外な人が現れたり…今作もおもしろかった。
1話と2話は悲しく苦しくなった…

ごちそうさま、めしあがれ の後半、神社での哲史のモノローグがよかった。