2.43 清陰高校男子バレー部 代表決定戦編(2) の商品レビュー
県代表決定戦。清陰高校の話なので、最終的な決着は見えてるんだけど、ハラハラドキドキしてページをめくる手が止まらないわ。統君、惚れるわ!
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代表決定戦、決着。 清陰が勝つのはわかっていたとしても、文章のひとつひとつに勢いと熱を感じて、ページをめくる手が止まらなかった。第4セットの最後の点、内村が決めたところ。試合の決着をつけた、三村の一枚で止めた小田。見ていることしかできない悔しさを爆発させる越智。溢れる思いはあるのに、うまく言葉にできなくて、なかなか受け入れてもらえてこなかった灰島に、差し出される皆の手。皆の期待を背負って膨らんでいた"三村統"の肩の荷が降りた姿。大きな目標を達成し、糸が切れたかのような灰島の、新たなエネルギー源となる未来像。 つい灰島に注目して読んでしまう。バレーの才能に溢れる"天才"なのに、東京ではチームメイトに受け入れられず、福蜂の監督にも灰島がチームにハマる姿を想像できないと言われ、転校後の中学から一緒の黒羽にもむかつかれたり心配されたりしている灰島。本文中でも指摘されているが「生きづらい」のは間違いない。しかし、主将の小田に招かれ、青木に認められ、二年生たちにも可愛がられ、そして黒羽がずっと横にいる。灰島が仲間のバレーの力を引っ張り上げていくように、清陰のチームメイトが灰島の人間的な成長を助けている。ラストで灰島が、それでも尊大な態度で、聞く人が聞けば誤解するような言葉で夢を語っても、黒羽と同じように自分も、それはとても素敵な未来だ、とその壮大な夢を見ることができた。最初は正直灰島にイライラしたり絶対挫折すると悪態ついたりしてしまったが、ここにきて灰島を応援したい、未来は明るくあれと思った。 福蜂の監督や清陰の老監督など、見守る側の大人たちにも魅力を感じる。生徒たちを見て、彼らの成長にそっと手を添えてくれている大人たち。このような大人になりたいものだ。
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虎と灰島の握手シーンで、かなり笑わせてもらいました。 あの福蜂と戦って、まさか清陰が勝つとは… 彼らは春高で戦う。これから何が待ち受けているのか、続きが気になってしまった。
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2.43 ① から四冊一気読み。ドカンドカン打つだけの(ような)男バレを観るんは好きでなかったが、荊ちゃんが解説する男バレならではの魅力が分かったような…
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春高バレー、福井県代表決定戦。フルに5セットの戦いに手に汗握る迫力、臨場感があった。絶対負けないの気持ちも時には揺らぎ、身体も疲弊し、それでも諦めないで戦い続けた5セット。まるで会場に、ベンチに一緒にいた様に感じた。こんなにも夢中になれる青春って羨ましい。またもっと成長した2人が...
春高バレー、福井県代表決定戦。フルに5セットの戦いに手に汗握る迫力、臨場感があった。絶対負けないの気持ちも時には揺らぎ、身体も疲弊し、それでも諦めないで戦い続けた5セット。まるで会場に、ベンチに一緒にいた様に感じた。こんなにも夢中になれる青春って羨ましい。またもっと成長した2人がみたい。
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