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前田日明が語るUWF全史(上) の商品レビュー

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2018/04/19

『1984年のUWF』に反証する本。 著者の塩澤幸登氏の発言が目立つものの、『1984年のUWF』における柳沢健の事実誤認や思い込みを丹念に指摘する姿勢には好感が持てた。

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2018/02/02

「UWFでやってきた一年半が何であったかを証明するために新日本のリングにやってきました」(1985年12月6日、新日本プロレス両国国技館大会) 格闘王・前田日明。 新日本プロレスでデビューし、新興団体UWFに移籍。無念の活動停止を受け古巣に復帰。 アンドレ・ザ・ジャイアント戦...

「UWFでやってきた一年半が何であったかを証明するために新日本のリングにやってきました」(1985年12月6日、新日本プロレス両国国技館大会) 格闘王・前田日明。 新日本プロレスでデビューし、新興団体UWFに移籍。無念の活動停止を受け古巣に復帰。 アンドレ・ザ・ジャイアント戦、藤波辰爾戦、ドン・中矢・ニールセン戦で、その人気と実力は不動のものとなった。 長州力戦(6人タッグマッチ)での不幸な事故をきっかけに新日本プロレスを追われるように去った彼は、UWFの再建に乗り出す。 UWFは空前の大ブームとなり、今日の総合格闘技の一つの源流となっていった。 それに異を唱えた本が昨春出版された。「1984年のUWF」(柳澤健著)である。 「第1次UWFで輝いたのは、当時の国民的スター初代タイガーマスクこと佐山サトル(スーパー・タイガー)だった。前田ではない」 だが、肝心の前田本人に取材はなかった。 「前田の強烈な個性の前では、自分の書きたいことが書けなくなってしまう」(柳澤) 当事者に確認することもなく書かれた「ノンフィクション」には、事実誤認のオンパレードに、前田のみならず、彼の師匠カール・ゴッチについても酷い記述がたくさんあった。 「オレは『1984年のUWF』に正式に反論します」(前田) 柳澤が前田にきちっと取材していれば、もっと素晴らしい作品が生まれたのではないか。 自分の功名心のために、事実でないことを積み重ねることが許されるわけがない。 沈黙は悪である。 俺たちの日明兄さんが、今一度立ち上がった。 本当のUWFの歴史が語り尽くされる。

Posted byブクログ

2018/01/04

「1984年のUWF」の内容すべてに反論する上下巻。 ライターの吉田豪が、ダ・ヴィンチの年末恒例の今年の1冊みたいなとこで、「1984年~」を選んだ理由として、『これを読んだ前田日明が激怒してるとかしてないとか』と書いてあったので、何かあるのかなぁ、とおもっていた矢先に本屋で見つ...

「1984年のUWF」の内容すべてに反論する上下巻。 ライターの吉田豪が、ダ・ヴィンチの年末恒例の今年の1冊みたいなとこで、「1984年~」を選んだ理由として、『これを読んだ前田日明が激怒してるとかしてないとか』と書いてあったので、何かあるのかなぁ、とおもっていた矢先に本屋で見つけたでの購入。 感想は下巻で。

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