子どもたちの光るこえ の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
YouTubeで「キラキラ朝礼」を観て、この著書に出逢いました。 自分でもビックリする程、心を動かされ、たくさん泣きました。 香葉村先生は、 『その教室に子どもたち全員の居場所を作ってあげたいと望みます。』 『絶対にクラスの子どもの中に悲しい思いをする子をつくらん! 絶対に、いじめは許さん。』 その強い思いは、中学時代の幼なじみのいじめ体験から、自殺した教え子の『心の傷』に気づけなかった悔いを昇華して生まれたものです。 香葉村先生ご自身が『傷つき、ボロボロになって「誰かに受け止めてほしい」と心の底から思った』とき、本当の覚悟が持てた、と。 『あなたたちは、生きているだけで奇跡なんだよ』 『生きているだけで素晴らしいんだよ』 子どもたちの数々のエピソードは、それぞれ、キラキラの奇跡の物語です。 それは、心に響く、美しい言葉であり、真実の物語です。 『先生。悲しい涙と嬉しい涙。味が違うんだよー』 『責められるより、許してもらったほうが、人は心から反省します。』 カッコいい子どもたちの"ヒーロー"としての姿だけでなく、悩んだり、葛藤したりの"カッコ悪い"姿も見せてくれます。 そのありのままの姿も、人間らしくて魅力的でした。 『人が成長するのは感謝にあふれているときなのだと、いまの私はそう思います。』 香葉村先生の真実の愛が、たくさんたくさん詰まっていました。
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小学校教諭である作者さんの実体験。小学校という場でこんなにもドラマティックなことが起きるのかと驚いた。自分自身子供がいることもあり泣けてしまった。家庭環境って大事だと再確認。どの話にもオチがありサクッと読める。作者さんに会ったという義妹から借りて。
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とにかく泣けます。先生という立場ではあるが、 逆に子供達に学ばせてもらっている、という言葉に感銘しました。
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小学校で働いていたので共感するところが多かったです。 まず子どもを愛で満たすこと。子どもの声をきくこと。そこからですね。
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小学校の先生を長年してきた作者の経験談。 女性版金八先生と言われているらしいですが、面白い話が多く、何度も涙しました。 キラキラ朝礼とか、もう少し具体的にどうやっているのか知りたかったです。 学校の先生には読んでほしいです。
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子どもたちが秘めている考える力や優しさってすごい! それを引き出す問いかけや対話にも感動した。 子どもを信じること、無条件で愛することの大切さを感じられました。
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