ロック入門講義 の商品レビュー
7章「観察の理論負荷性への視点」の視覚と空間認識のあたりがおもしろい。 社会契約や統治などなどは記述ゼロ、副題の「イギリス経験論の原点」どおりに観念をねちねちと300ページと読める。
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2020年の読了一冊目はこれ。 年末から読んでたけど。 これは素晴らしい本でした。 勢いで同じ著者のカント入門とデカルト入門も買っちゃった。 著者と反対の意見(しかも世界的大御所)を取り上げつつも、それは納得いかない!と、自説を説得力ある解説していく。 そのなかで理解が進む。
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第1章 ロック略伝―一六三二年~一七〇四年 第2章 観念はヴェールではない―仮説の論理の無理解に抗して 第3章 経験論―「白紙」からの出発 第4章 感覚と概念的把握―ロックを心像論者とする誤解に抗して 第5章 抽象観念説はナンセンス?―もう一つの流言 第6章 単純観念を求めて―可...
第1章 ロック略伝―一六三二年~一七〇四年 第2章 観念はヴェールではない―仮説の論理の無理解に抗して 第3章 経験論―「白紙」からの出発 第4章 感覚と概念的把握―ロックを心像論者とする誤解に抗して 第5章 抽象観念説はナンセンス?―もう一つの流言 第6章 単純観念を求めて―可感的単純観念と可想的単純観念 第7章 観察の理論普荷性への視点―モリニュー問題 第8章 現代指示理論の二重のさきがけ―記述主義と反記述主義のはざまで 第9章 創造的変化の思想―ローティの批判にもかかわらず彼の先駆者として 著者:冨田恭彦(1952-、香川県、哲学)
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