日英対訳 ジェームズ・アレンの霊言 の商品レビュー
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2018/08/23読了 ジェームズアレン先生の本は読んだことがあったと思うが、これほど偉大な方とは思わなかった。 ・大川先生の「我々は神仏からわかれでてきた存在」「何人も神仏と同じ属性を内包する」という考え方とは一線を画す。 ・己をひたすらむなしくし、心を清らかに、無私の心を持ち、美しい魂を持つことの大切さを強調する。「自分は偉い」とか「大物」だとは思ってはいけないと。質問者の「神に仕える」という言葉にも厳しく反応し、「神にそば近き人間にはまだなれていない」と批判。 ・瞑想は神々へアクセスする唯一の手段。 ・本当の成功は自信のハートやマインドの中にある、という考え方。ただし、注意が必要。 まず、最近はやっているメルギルやロンダバーンの「シークレット」という書籍を「あれは魔術師だ」と批判する(実際手元にあったのでブラウズしてみたが、「ルーン」とか魔術用語がおどっていた)。同書籍は「地獄行き引き寄せの法則」と非難なさった。 次に、自己啓発・成功哲学のナポレオンヒル、ビンセントピール、カーネギー、ロックフェラー、ヘンリーフォードなどの考え方は否定はしないが、「この世的な名声や富の落とし穴にはまっている」と批判。アレン先生の考え方はそのような誘惑から自由であるととく。 (こっから私見;これら3つの考え方はとても似ているが、1つは魔術(地獄)。だが、素人からするととてもわかりにくい。3つとも同じ事を表面的には言っているように聞こえてしまうからだ) ・生まれつき貧しいとか、親がないとか、不遇な人達にとっての成功や幸福のための条件は何もない、だが、心の中に成功の鍵がある、とアレン先生はとく。「内的幸福」と自身でおっしゃっている。 ・お金を手にしても「自分のお金」だと思ってはならない、「神に救われるべく予定されている人々のためのお金」だと考えるべきだと。 ・生前はイエス様や仏陀様自身からご指導をいただく機会があったと述べる。それがイギリスに生まれた理由だと。 ・なお、カーネギー、ナポレオンヒル、ノーマン・ビンセント・ピールらのことを、ご自身と同じ「預言者」と述べる。 ・イギリスのキリスト教を創始したヘンリ8世を悪人であると処断。アレン先生が亡くなった後、イギリスは傾いているとも述べる。 ・エルカンターレは「太陽の光」。(これは、隆法先生自身が霊太陽であれれるという意味か?) ・過去世は聖フランチェスコ様。小鳥へ話しかける絵などで有名。なお、仏弟子の生まれも持つが、「十大弟子の一人か」との質問に「蟻程度だ」とのお答え。 ※途中、あまりの光の強さに質問者の一人が失神する事態が生じた。その偉大さは計り知れないが、霊太陽に「そば近き(ご本人は決してそうは言わないけれども)」方であろう。
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英語の勉強を兼ねて、英語パートを、わからない部分は対訳を参照しつつ3時間くらいかけてやっと読破。数年前ベストセラーとなった日本語タイトル「原因と結果の法則」を、先に基礎知識として読むとさらに理解が深まると思う。
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