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遠山金四郎が奔る の商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2023/04/12

「小杉健治」の長篇時代小説『遠山金四郎が奔る』を読みました。 『遠山金四郎が斬る』に続き、「小杉健治」作品です。 -----story------------- 北町奉行「遠山景元」、通称「金四郎」のもとに、神田界隈で起きた火事の知らせが入った。 早速、火事場の指揮をとるため...

「小杉健治」の長篇時代小説『遠山金四郎が奔る』を読みました。 『遠山金四郎が斬る』に続き、「小杉健治」作品です。 -----story------------- 北町奉行「遠山景元」、通称「金四郎」のもとに、神田界隈で起きた火事の知らせが入った。 早速、火事場の指揮をとるために駆けつけるが、混乱の中で逃げ遅れた子供を助けた男と遭遇する。 冷静なその男に対して不審を抱く「金四郎」。 翌日、火事の原因が付け火と判明し、先の男の探索を始めるが――。 天下の名奉行の人情裁きが冴え渡る、シリーズ第二弾。 ----------------------- 2017年(平成29年)に刊行された「小杉健治」による「遠山金四郎」シリーズの第2弾です。  ■第一章 暁の炎  ■第二章 付け火犯  ■第三章 襲撃  ■第四章 奔馬 須田町の医者「良元」宅から出火し、「良元」は焼死… 火事と同時に酒屋の樽屋と金貸し徳蔵に押込み強盗が、、、 「遠山金四郎」が現場に出役すると、将軍御馬の無謀な訓練により瀬戸物屋・酒田屋の子どもが御馬に轢かれそうになるが、謎の男が子どもに覆いかぶさり間一髪救出… 「遠山金四郎」は、人目を避けるように消えた謎の男に対して不信感を抱く。 二転三転する状況において真相を見極めるべく奔走する「遠山金四郎」、そして、前作に続き改革を進めるため老中「水野忠邦」と御目付「鳥居耀三」、その家来の「本庄茂平次」が引き起こす数々の悪巧みや嫌がらせ… 火事と押込み強盗については何とか解決できたものの、南町奉行「矢部定鎌」の不可解な不正事件捜査解明は持ち越して続巻へ続く、、、 追い詰められても常に平民たちの幸せや楽しみを一番に考える姿勢を貫く「遠山金四郎」の行動には、ついつい感情移入してしまいますね… 火事と押込み強盗の真相究明もミステリ仕立てで愉しめました。 今後の展開が気になるなぁ… 機会があれば、続篇を読もうと思います。

Posted byブクログ

2018/07/26

いくら遠山や矢部両町奉行が頑張っても、悪だくみするやつにはかなわない 歴史の時計を止めてくれ 鳥居は女型アニーのように凍結してくれ

Posted byブクログ