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ヒトリコ の商品レビュー

3.4

11件のお客様レビュー

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2023/09/29
  • ネタバレ

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深作日都子 生き物係。冬希が転校して一人で世話をする。 大都嘉穂 幼稚園から5年生の九月まで親友だった。 山野智代 同じ仲良しグループにいた。 海老澤冬希 小学六年の夏休み中に東京に転校した。高校で戻ってくる。 薫 冬希の母。 キュー婆ちゃん 苗字が給前。屋号が久兵衛。ピアノを教えている。 堀越明仁 中学三年の合唱委員。 片岡美香子 中学三年の合唱委員。 君和田哲哉 冬希友達。 瀬尾佳乃 文化祭実行委員長。

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2022/08/03

表紙に一目惚れして買ってしまった作品 心を閉ざした日都子が唯一心を開いたのはピアノを教えてくれるキュー婆ちゃん 中学、高校で文化祭での合唱が大きなドラマとなる みずみずしく、素敵な青春物語でした

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2022/04/04
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合唱がでてきます。 合唱は大好きで特に「心の瞳」には思い入れがあったので懐かしいなあと感じながら読みました。 途中(額賀先生はもしかして合唱に恨みでもあるんじゃ…??)とかなり不穏な気持ちになりましたが最終的には合唱ってよいね、の空気に落ち着いたのでほっとしました。 合唱に限らず、人から強制されてやるのと自分の意思で楽しくやるのとは景色が全く変わりますよね。 (団体競技とかね) このお話は、額賀先生がとある本から受けた影響の入ったものだと聞いたので、なるほど~とつぶやきながら読みました。 また新しい読書の仕方ができて楽しかったです。

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2022/03/20

「関わらなくてもいい人とは関わらない」というポリシーを曲げることなく、独りでいることを進んで選択できるヒトリコは強く、たくましいと思った。 ただ、1日の大半を過ごす学校で誰にも頼れない辛さは相当なもの。例え孤独が苦にならない人間だとしても、何かあったときに頼れる友人の1人は作るべ...

「関わらなくてもいい人とは関わらない」というポリシーを曲げることなく、独りでいることを進んで選択できるヒトリコは強く、たくましいと思った。 ただ、1日の大半を過ごす学校で誰にも頼れない辛さは相当なもの。例え孤独が苦にならない人間だとしても、何かあったときに頼れる友人の1人は作るべきだと感じた。

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2022/01/01

金魚の水槽の水毎日替えるって替えすぎだし(花の水ならわかるけど)登場人物全員行動がおかしすぎてどこの国の話って感じ…

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2021/09/15

大好きな司書さんお勧めの本。どんなのかな♪ と読み始めて、今読み終わりました。 出だしから、これは最後まで読めるのか?と思ったけれど、読み終わって最初の嫌悪感を回収してくれました。 こんな理不尽さは、リアルにあるよね、と思いつつも、半分位まではしんどかったなぁ〜。 茨城県出身...

大好きな司書さんお勧めの本。どんなのかな♪ と読み始めて、今読み終わりました。 出だしから、これは最後まで読めるのか?と思ったけれど、読み終わって最初の嫌悪感を回収してくれました。 こんな理不尽さは、リアルにあるよね、と思いつつも、半分位まではしんどかったなぁ〜。 茨城県出身の作者さんだけあって、なまりの所にほのかに親近感♪ 高校図書館にそっといてほしい本でした★

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2021/06/09

クラスの中心にいた女の子が、 理不尽なことで担任教師にひどく叱責され、 クラスメイトからも一斉非難される。 その出来事を通し、 彼女は心を閉ざし「ヒトリコ」として 生きていくことを決める。 お互いの家族構成まで皆が知る 関係性が深い田舎町で、 小学5年で決意してから高校までずっと...

クラスの中心にいた女の子が、 理不尽なことで担任教師にひどく叱責され、 クラスメイトからも一斉非難される。 その出来事を通し、 彼女は心を閉ざし「ヒトリコ」として 生きていくことを決める。 お互いの家族構成まで皆が知る 関係性が深い田舎町で、 小学5年で決意してから高校までずっと貫く。 周囲の視点を交互に挟みながら、 彼女の成長を描く物語。 意地を張ってみんなと交わらない。 それがいいか悪いかは、 とっても難しい問題だと思う。 協調性は無いし、大人げないと思う。 誰だって理不尽な仕打ちを受けたり、 他者の悪意にさらされたり、 必要以上の攻撃を受けることはあり得る。 もちろん納得はいかないけれど、 相手には相手の事情があると、 受け流すのが大人の対応だと思う。 というか(小5だから)、 そういう経験を積みながら、 大人になっていくのかもしれない。 ただ個人的には、格好いいと思う。 みんなが群れている中を一人颯爽、 凛と背筋を伸ばしていく姿がいい。 やせ我慢でも立派だ。 そういう時代があっていいと思う。 目いっぱい意地を張り、いろいろ感じればいい。

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2021/03/21

小学生の頃に思いがけないことで、担任と級友から非難され仲間外れになった日都子。 日都子は、それから小中学校で誰とも関らずヒトリコと呼ばれ、自らヒトリコとして生きるようになる。 日都子の強さはこんな原因で悲しいのだが、美しくも思える。ピアノ教室のキュー婆ちゃんとの出会いがあって本当...

小学生の頃に思いがけないことで、担任と級友から非難され仲間外れになった日都子。 日都子は、それから小中学校で誰とも関らずヒトリコと呼ばれ、自らヒトリコとして生きるようになる。 日都子の強さはこんな原因で悲しいのだが、美しくも思える。ピアノ教室のキュー婆ちゃんとの出会いがあって本当に良かった。 星は4に近い3。

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2020/11/21
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小学校5年生で起こった飼っていた金魚が亡くなったことをきっかけに、壊れた関係。 小学校から高校にかけて、ずっと狭い人間関係で一緒という息苦しさが伝わって来た。 そして、悪意の子。(嫉妬) 相手に合わせ、群れとして強要しようとする子。 人の嫌な面を感じさせる内容だった。

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2020/04/05

心無い大人の言動が子供に及ぼす影響の大きさをリアルに感じたお話でした。自分に置き換えて心情を察するも孤高を貫く芯の強さは真似できようもなく、環境に見切りをつけて逃げだしていたに違いありません。文庫化にあたり追加された後日譚は必読の価値ありです。

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