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進化した猿たち The Best の商品レビュー

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10件のお客様レビュー

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2024/07/10

アメリカのひとコママンガを「結婚」「刑務所」「手術台」「宇宙人」「決闘」「浮気」など人間「進化した猿たち」の欲望や習性などをブラックユーモアで描くエッセイ集。もう少しコンパクトにまとめても良かったと思う。2024年7月10日読了。

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2023/12/07

アメリカで娯楽的読み物として浸透している「ひとコマ漫画」。 言わずとも知れたショート・ショートの名手・星新一はこのマニアとしての一面も持つ。本作はそんな星新一のコレクションから傑作を紹介・解説する本である。 単純にコンテンツとしても面白いが、それ以上に「この漫画の何が面白いのか...

アメリカで娯楽的読み物として浸透している「ひとコマ漫画」。 言わずとも知れたショート・ショートの名手・星新一はこのマニアとしての一面も持つ。本作はそんな星新一のコレクションから傑作を紹介・解説する本である。 単純にコンテンツとしても面白いが、それ以上に「この漫画の何が面白いのか?」を淡々と解説する星新一の言語化力に感嘆した。 膨大なインプットの量と、それを体系化してロジカルに自分の中に取り込む力があるからこそ、星新一はショート・ショートの傑作を出し続けることができたのだろう。 クリエイティビティとは偶発的な瞬間のひらめきではない。むしろ、長期的に自分の中に蓄積した知識・知見を組み合わせて新しいアウトプットを出す行為である。 そしてクリエイティビティとはなにも小説家や漫画家だけに求められるものではない。ビジネスマンも業務上の課題解決、効率化の施策を考える上では独創性・創造性が必要である。 だからこそ、絶え間ないインプットを続けることでクリエイティビティの下地をつくることを意識しなければならない。本作を読んで改めてそう思った。

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2023/06/03

星新一さんの聡明さと少しの変態さ(もちろんいい意味です)を感じた一冊でした。1000本以上もショートショートは、星さんだからこそ書けたのだなと改めて思いました。

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2022/08/04

さすがアメリカの漫画はキレてるなって思った こんだけ集めた星新一もすごい やっぱり笑えるネタって流行に左右されないものだな

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2020/10/29

新聞に載ってる、一コマ漫画について。 そこに関しての意見を述べているのですが 国外のものなので、日本とはまた違った感じです。 そのイラストについて語る扉絵、についているので へぇ…と思うものも。 これってどうなの? と思うものもありますが 決闘のが一番面白いよう…な?? ブラッ...

新聞に載ってる、一コマ漫画について。 そこに関しての意見を述べているのですが 国外のものなので、日本とはまた違った感じです。 そのイラストについて語る扉絵、についているので へぇ…と思うものも。 これってどうなの? と思うものもありますが 決闘のが一番面白いよう…な?? ブラックユーモアは、見ている分には面白いです。

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2020/01/19

古いアメリカ漫画だからか、ずっと続けて読んでると飽きてくる。間を置きながら読んだら、結構新鮮。1970年連載物を編集。「アダムとイブ」「水晶玉の周辺」が落語のまくらのように始まってたのが良かった。2020.1.19

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2018/09/17

かつて、星新一が長年収集していたアメリカ・ヒトコマ漫画を分野別に分類してそれぞれのテーマについて綴った三巻本のエッセイ集『進化した猿たち』が新潮文庫に入っていたのだが、いまでは品切れになってしまったようで、この『The Best』はそこからいくつかの文章を抜粋して一冊にしたもの。...

かつて、星新一が長年収集していたアメリカ・ヒトコマ漫画を分野別に分類してそれぞれのテーマについて綴った三巻本のエッセイ集『進化した猿たち』が新潮文庫に入っていたのだが、いまでは品切れになってしまったようで、この『The Best』はそこからいくつかの文章を抜粋して一冊にしたもの。さらにそのもとは、1965~70年に雑誌「ハヤカワ・ミステリ・マガジン」に連載されていた。 四半世紀ほど前、三巻本の『進化した猿たち』を読んだときには、随分と楽しめたのだが、今回この再編集版で読み直してみたところ、当時ほど面白がることはできなかった。その理由は、かつての三巻本には星新一が収集した実際のヒトコマ漫画がテーマ毎に多数掲載されていたのだが、今回は中扉にそれぞれ一つずつだけになってしまったことが大きい。彼の淡々と洗練された文体とユーモアは、切り詰められた設定の中に笑いと批評性を添えるヒトコマ漫画のシンプルな描画と、とても相性がよかった。その二つが合わさって生まれた面白さだったのだと思う。 結局、三巻本の『進化した猿たち』を復刊したほうがよかったと思う。

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2018/06/10

うーーーーーん...ちょっと読みづらかったなあ。。そのひとことマンガが添えてあれば全然違ったんだろうけど...よっぽど星新一好きorひとことマンガ好きじゃないと、この本はつまらないと思うたぶん。

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2018/03/28

アメリカの一コマ漫画を収集した作者のエッセイのベスト版。 着眼点というか発想というか一コマ漫画から自由に紡ぎ出された文章は面白い。しかし一コマ漫画が各章の扉にしか無いのは大不満。著作権の関係かもしれんが生殺し。遺族の方是非星新一の一コマ漫画図鑑とか発刊していただけないでしょうか。

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2018/02/12

各題材に対してアイロニーを利かせたオチをまとめる.ショートショートになる前の素材集のような位置付けだろうか.しかし,いまいちぱっとしない.

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