ぼくたち負け組クラブ の商品レビュー
アメリカの小学生か中学生のお話。 読書好きのエリックが、誰にも邪魔されずに読書するために「負け組クラブ」という名の読書クラブを作ります。しかしいつの間にかたくさんの子どもたちが「負け組クラブ」に集まってくる。 エリックは「本の虫」とバカにされていますが、彼自身は自己肯定感も低くな...
アメリカの小学生か中学生のお話。 読書好きのエリックが、誰にも邪魔されずに読書するために「負け組クラブ」という名の読書クラブを作ります。しかしいつの間にかたくさんの子どもたちが「負け組クラブ」に集まってくる。 エリックは「本の虫」とバカにされていますが、彼自身は自己肯定感も低くなく、いじめっ子に対しても自分の意見も言えるしっかり者です。他の登場人物も、基本的に個人を尊重する感じがでていて、日本の子供とは違うなぁ、と思いながら読みました。 各章が短いので読みやすかったです。
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誰にも入ってほしくないけど、二人入らないと作れないクラブ。だから一人だけ誘って、名前を「負け組クラブ」にした。 でもどんどん人が増えてきて、クラブの中では一番人数が多くなってしまった! しかも名前が「負け組クラブ」なのに発表会がある! いろいろな本が出てきて面白かったです。
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本に夢中になると周りが見えなくなるアレック。 誰にも邪魔されずに思いきり読書に没頭したい、、そんな希望を叶えるために「負け組クラブ」という敬遠されそうな名前をわざとつけて読書クラブを作った。 しかし意外にも大勢入部して…嫌味を言ってくる友人とどうすればうまくいくのか、恋心、誠意、...
本に夢中になると周りが見えなくなるアレック。 誰にも邪魔されずに思いきり読書に没頭したい、、そんな希望を叶えるために「負け組クラブ」という敬遠されそうな名前をわざとつけて読書クラブを作った。 しかし意外にも大勢入部して…嫌味を言ってくる友人とどうすればうまくいくのか、恋心、誠意、いろんな要素が詰まっている。本の紹介もいっぱいある。 圧巻は放課後クラブの発表会。特性を抑えるのではなく活かす…その過程や結果で得られる達成感たるや、すごいじゃないか!
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素敵な物語に出合えました。 主人公のアレックは、本好きが高じて授業中にも隠れて本を読むほど。 校長にこれ以上続けるなら、補習プログラムに参加させると警告されます。 学校では授業に集中して、放課後ゆっくり本を読める、と思ったのもつかの間、親の仕事の関係で、放課後も3時間、学校の放...
素敵な物語に出合えました。 主人公のアレックは、本好きが高じて授業中にも隠れて本を読むほど。 校長にこれ以上続けるなら、補習プログラムに参加させると警告されます。 学校では授業に集中して、放課後ゆっくり本を読める、と思ったのもつかの間、親の仕事の関係で、放課後も3時間、学校の放課後プログラムに参加させられてしまいます。 宿題班、スポーツ班、文化班。どこにもアレックが本を自由に読んで過ごせる場所がありません。 2名以上いればクラブを立ち上げられる。それなら自分で作ってしまおう!でも、入会希望者が来たら静かに読書できなくなる、とようやく1名引き込んで「負け組クラブ」という、誰も入りたくなくなるような名前で立ち上げるのです。 現実世界は、面倒なことがいっぱいだと思っていて、人とのかかわりを持とうとしないアレックでしたが、徐々に入会希望者が増え、煩わしさを断ち切るために作ったのに、一緒にクラブを立ち上げたニーナという女の子の存在も気になり始め、苦手だった人付き合いなどで頭を悩ませることに。 最後の放課後プログラムクラブ発表でのアレックの言葉に、思わず「そうそう!よく言った!」と拍手を送りたくなりました。 本の世界の奥深さ、思春期への入口で感じる不思議な感覚など、とてもみずみずしく描かれていて、ぐいぐい引き込まれました。 読書クラブで本の面白さを共有できる仲間がいるのは素晴らしい。 この本の中で子どもたちが読んでいる本のタイトルがいくつも出ているのですが、実際に出版されている本なので、そちらにも興味が湧きました。 最後のページに出てきた本のタイトルのリストがついています。
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ストーリーは面白い。読書案内としても。地の文体が気になる。みんな良い子。設定も少し無理があるところがあるかな。
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最初はわりとありがちかと思う「本の虫」の話だと思いましたが、中盤から人間関係や主人公の成長など、話の展開が面白くなっていきました。 私の好きな本のタイトルがたくさん出てくるのもうれしかったですが、「ひとりほっちの不時着」の続編が未訳なのは残念! この本の原題は「THE LOS...
最初はわりとありがちかと思う「本の虫」の話だと思いましたが、中盤から人間関係や主人公の成長など、話の展開が面白くなっていきました。 私の好きな本のタイトルがたくさん出てくるのもうれしかったですが、「ひとりほっちの不時着」の続編が未訳なのは残念! この本の原題は「THE LOSERS CLUB」 主人公が、メンバーを増やしたくなくてつけた読書クラブの名前。 でも主人公の気持ちに変化が。 「学校図書館に読書週間の古いポスターがあって、『本の森に迷いこめ』と書いてあります。ぼくたちはまさにそうしています。あらゆる人々と、あらゆる場所のことが書かれた本に、何時間も夢中になって、ぼくたちは迷子のように自分を見失っています。そして現実にもどってくると、なにかを持ってきているんです。本の森に迷いこんで自分を見失っているときには、いろいろなすばらしいものを発見しているときなんだと思います」 「本のおかげで、知らないことがなくなり、恐怖心がなくなるのです。恐怖心がなくなれば、怒りもなくなります。『失う』とか、『なくす』という意味の単語の〈LOSE〉。〈LOSE〉には、『負ける』という意味もあります。そういうわけで、ぼくたちは、〈負け組クラブ〉という名前なのです」 『失う』って、悪い意味だけじゃないんだと気付かされました。 巻末のブックリストに添えられた作者の 「何冊読んだかを競うのではなく、そのときどきに出会ったすばらしい本を、心から読むことが大事です」 という言葉にも共感。 中高学年の子におすすめ。
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私の中の「これぞアメリカの児童書!」という感じの本。 全くの悪人なんて居ない本。 ルビは5年生以上の本についてる。 文字は大きすぎない、小さすぎないちょうど良い。 一章が短いので切り替えが苦手な子にも良い。 大人しいけれど勇気のあるうちの息子に読ませたい本。 本が好き≠スポ...
私の中の「これぞアメリカの児童書!」という感じの本。 全くの悪人なんて居ない本。 ルビは5年生以上の本についてる。 文字は大きすぎない、小さすぎないちょうど良い。 一章が短いので切り替えが苦手な子にも良い。 大人しいけれど勇気のあるうちの息子に読ませたい本。 本が好き≠スポーツが苦手、女の子は賢くて色んなことを見抜いているとか親が言ってあげたいことを主人公の父が代わって言ってくれる。 六年生男子の心の揺れ動く様を、分かりやすい言葉で説明してくれるから良いな。
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子供がとにかく本を読みまくる。その様は、本の世界に入り込む楽しさを思い出させてくれる。そして、本以外に興味のなかった男の子が、本を取り巻く人間たちから色んな事を学び、いつしか大人の男らしくなっていく。こんな、本に埋もれ本にまみれ本に没頭した物語を読んでみたかった。
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同じ作者さんの女の子が主人公の児童文学を読んだ事があった。放課後に所属しなくてはいけないクラブに入りたいものがなく、読書クラブを作って負け組クラブという名前にすれば誰も来なくて1人でゆっくり本が読めるだろう、という目論見だったはずが、気がついたらどんどん人数が増えていって、という...
同じ作者さんの女の子が主人公の児童文学を読んだ事があった。放課後に所属しなくてはいけないクラブに入りたいものがなく、読書クラブを作って負け組クラブという名前にすれば誰も来なくて1人でゆっくり本が読めるだろう、という目論見だったはずが、気がついたらどんどん人数が増えていって、という話。 最初はコミュニケーション下手に思えた主人公が、意外とやるじゃん!という爽快感があった。 正直大人の私でもこんな風に行動してリーダーシップまで発揮して、って出来る気がしないので、すごいなぁ、と子どもの頃みたいに主人公に感心してしまった。
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・本が大好きなアレック、授業中に本を読んでいるのがばれてしまった。そのせいでアレックに授業さい点表を作られちゃった!そして8点以下をとらないように心掛けたのだが…取っちゃった。そして1週間の間僕が作った読書クラブから離れて宿題クラブへ‼アレックどうする?読書クラブどうする?高学年...
・本が大好きなアレック、授業中に本を読んでいるのがばれてしまった。そのせいでアレックに授業さい点表を作られちゃった!そして8点以下をとらないように心掛けたのだが…取っちゃった。そして1週間の間僕が作った読書クラブから離れて宿題クラブへ‼アレックどうする?読書クラブどうする?高学年へおすすめです。
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