作詞少女 詞をなめてた私が知った8つの技術と勇気の話 の商品レビュー
作詞に関する記載も素晴らしく大変参考になる けどそれ以上に創作に対する姿勢を学ぶことができたように感じる
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作詞の入門書にみせかけた小説。 作曲少女が良かったので何か身になればと思い読んでみたけど作曲少女のように面白くはなかった。 キャラクターが魅力的じゃない。 プロの作詞家である詩文から作詞を教わる悠、という話だが、この詩文の性格が破綻していて不快だった。 悠に死ねとか言う。私も高校生の時に友達だと思ってた子に死ねと言われたことがあるが、向こうは冗談のつもりだったのかもしれないが大人になってもそのことを思い出すし、出来ればその子とはもう一生二度と関わりたくないと思うくらいにはいやな出来事だった。 そんな事を言うほど詩文が悠を突き放した理由も読んでいてよくわからなかったし、 相対価値の鉛筆、という話題が最初の方と最後にあるのだがどうゆう意味かは結局書かれてなくて読者としてはすっきりせず読後感も悪かった。 もし作曲少女を読んで良かったからってこの作詞少女も読もうとしてる人がいるならおすすめはしない。作詞のテクニックのことも前半に書かれてはいるが後半は殆ど読んでいて不快になるような小説だった。
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前作の「作曲少女」も面白く読みました。これを読んだだけで作詞ができるようになるのは難しいと思いますが、普通の人にとっては入り口すらわからない「作詞」というものについて、「なるほど、そういうことか」というところが多く、面白く読めます。
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突然に重いテーマをぶち込んできて驚いた。 明らかにページ数余るよな、と思いながら読み進めていたら、なるほどなぁ…。 作曲少女と同じノリで読むと酷いことになりそうだ。 詩文曰く、私の言うことなんて信じるな、全部疑え。(たしかそんなニュアンス) これを忘れずに読むとすごく良い本。
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楽器店の島村楽器で見かけて即購入。 前作『作曲少女』が素晴らしくよかったが、本作もそれに輪をかけて見事な内容。 作詞のテクニックも扱うが、それ以上に、作詞に向かう覚悟を問われる。まるで自己啓発書のように、読者の心の成長を誘う。作詞だけでなく、創作全般に通じる真髄をテーマにしている...
楽器店の島村楽器で見かけて即購入。 前作『作曲少女』が素晴らしくよかったが、本作もそれに輪をかけて見事な内容。 作詞のテクニックも扱うが、それ以上に、作詞に向かう覚悟を問われる。まるで自己啓発書のように、読者の心の成長を誘う。作詞だけでなく、創作全般に通じる真髄をテーマにしている。 これは、まいった。 感服でござる。
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私はもう作詞はするのでテクニックだったりは、あんまり興味もなく前半はすごくつまらないなあと思って読んでいたけれど、後半はすごく楽しかった。自分を充実させるということの大切さを改めて感じた。
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作詞をすることになった悠が、作詞についてのいろいろを作詞家の詩文から教わっていくというお話のライトノベル。この本を読むことで、作詞テクニックをはじめ、さらに様々な創作にも通ずる心構えや大事なことを、主人公の悠と一緒に学ぶことが出来ます。 この作品の前作にあたる『作曲少女』は音楽...
作詞をすることになった悠が、作詞についてのいろいろを作詞家の詩文から教わっていくというお話のライトノベル。この本を読むことで、作詞テクニックをはじめ、さらに様々な創作にも通ずる心構えや大事なことを、主人公の悠と一緒に学ぶことが出来ます。 この作品の前作にあたる『作曲少女』は音楽創作に向かう心構え的な所を優しくゆるりと教えてくれたけれど、『作詞少女』の方は、かなり辛口に鋭く創作に大切なことを説いていきます。この本が説いている大切なことに、今まで目を背けていたり、そもそも意識してなかったりといった人には、この本は劇薬となることでしょう。 私自身は『作曲少女』と同様に、心構えとか考え方的なものは、うん、そうだよね。って感じでした。私が今まで長い時間をかけて学んだり挫折したり経験したり悩んだりしながら悟ってきたことが、この本にはわかりやすくぎゅっと詰まっていました。(逆に考えると私がこれまでそれを得るためにかけた長い時間は何だったのだろうって気さえしてきます。私は作曲少女と作詞少女の二冊を20年前の私に届けたい‥)何らかの創作をしたいと考える人で、この本を10代20代で読めた人はラッキーだと思います。
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