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牧野富太郎 の商品レビュー

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5件のお客様レビュー

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2023/12/05

わたしは何かを続けることが苦手なのに、らんまんだけは見続けることができた。 わたしは案外植物が好きなのかもしれないと感じ、図書館へ向かい牧野富太郎の書籍を探した。 読んだあとより一層の植物と触れたい。近づきたい。そばに居たいと心から感じた。

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2023/06/29

たくさんの美しい植物画・牧野氏・関係者の写真。読みやすい文章。莫大な借金や学会との軋轢をものともせず植物愛に突き進んだ牧野氏の人柄が偲ばれます。「雑草という名の草はない。」名言

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2023/04/30

牧野富太郎の生涯と業績を豊富な写真で紹介。牧野の自伝などからの文章が折々に紹介されている。21歳の頃自由民権運動をしていた頃の写真などもある。 絵具や筆、画帳など描画の道具、実際の図、処女著作「日本植物志図篇」(1888-91 M21-24)、生家を家財整理し生活苦の中で発表し...

牧野富太郎の生涯と業績を豊富な写真で紹介。牧野の自伝などからの文章が折々に紹介されている。21歳の頃自由民権運動をしていた頃の写真などもある。 絵具や筆、画帳など描画の道具、実際の図、処女著作「日本植物志図篇」(1888-91 M21-24)、生家を家財整理し生活苦の中で発表した「新撰日本植物図説」(1899-1903 M32-36)、斯界を”アッといわせ”た「大日本植物志」(1900-1911 M33-44)の表紙の写真がある。「牧野日本植物図鑑」(1940 S15)の初版本の写真も。改訂するための赤い書き込みのある写真。 1926から1957の亡くなるまで過ごした練馬区東大泉の自宅写真も。現在は「練馬区立牧野記念庭園」となっている。 また没後家族から寄贈された未整理標本約40万点が東京都立大学東京牧野標本館としてあり、その内部写真も。標本を整理する際に標本が取り出されたあとの新聞が、東京大学法学部の明治新聞雑誌文庫で「牧野新聞」としてコレクションされている。総数約5千枚、タイトル517種。樺太から北海道、沖縄、中国、台湾、朝鮮、アメリカなどの発行地の今となっては珍しい新聞がある。写真では「満州日日新聞」「琉球月報」「沖縄砂糖月報」などのタイトルがみえる。 「練馬区立牧野記念庭園」 https://www.makinoteien.jp/ 「東京都立大学牧野標本館」 標本は画像データベースになっていて検索できる。 https://www.biol.se.tmu.ac.jp/herbarium/ 「東京大学大学院法学政治学科研究科附属 近代日本法制資料センター(明治新聞雑誌文庫、原資料部)」 http://www.meiji.j.u-tokyo.ac.jp/collection.html 2017.11.24初版第1刷 図書館

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2023/04/26

 牧野富太郎の伝記だが,タイトル「植物博士の人生図鑑」にあるように,富太郎の著作(詳細な植物画や手紙)や写真(人物,植物,蔵書)などが豊富に掲載されていて,文字通り「見る図鑑」となっている。だから,読みやすい。詳細な植物画には改めて驚かされる。すごい才能だ。  各ページには,簡単...

 牧野富太郎の伝記だが,タイトル「植物博士の人生図鑑」にあるように,富太郎の著作(詳細な植物画や手紙)や写真(人物,植物,蔵書)などが豊富に掲載されていて,文字通り「見る図鑑」となっている。だから,読みやすい。詳細な植物画には改めて驚かされる。すごい才能だ。  各ページには,簡単な解説があったり,『牧野富太郎自叙伝』からの引用があったりして,『自叙伝』を読んでいなくても,牧野富太郎の人生をある程度たどることができるだろう。  オニバスの幼株を首に掛ける博士の写真(1939年,77歳)は,富太郎を象徴している写真だなあ。  巻末には,「牧野富太郎略年譜」「おもな著作一覧」も掲載されているので,もう少し富太郎のことを詳しく調べてみたいという人の手引きとなるだろう。

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2022/08/25

バラの本で,日本の植物分類学の草分けとして牧野富太郎をしり,この本を読んでみる.四国の造り酒屋に生まれた牧野が植物に傾倒し,学歴がないにも関わらず日本の植物学の草分けになっていく.学者ではなく夢中人という感じか.来年には朝ドラの主人公になるらしい.

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