うたえなくなったとりとうたをたべたねこ の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ねこの愛が、読んでいる側の心をぎゅっと苦しくする。自分の愛じゃなくて、だれかが愛する様子を見て苦しくなったのは、不思議な感覚。愛することの素晴らしさを表現する物語は、ともすると陳腐になりがちなテーマだけど、この一冊は違う。 とりのうたじゃなくてとりが好きだってこと、それをいちばんの秘密っていうこと、痛いけど涙が出ちゃうキス、どんな恋愛小説より純粋でたまらない…。
Posted by
過剰な装飾のない絵の中に豊かな世界が広がっていて,溢れる想いが伝わる感じです.子供には難しいかもしれない感情の在り方だと思いましたが,ねこはある意味幸せだったのかもしれません.とても素晴らしい絵本です.
Posted by
- 1