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オリエント急行殺人事件 新訳 の商品レビュー

3.8

45件のお客様レビュー

  1. 5つ

    8

  2. 4つ

    21

  3. 3つ

    12

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

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2024/04/08

やはり今回も推理を予測できず斜め上を超えていった。こんな複雑に物語を張り巡らせて最後には1つの点に集約するクリスティーの神業作品だと非常に感服である。

Posted byブクログ

2024/03/02

ミステリー部分は感嘆しましたが、「〇〇人は〜だ」みたいな描写が多かったのが受け入れにくかったです。 書籍が書かれた時代を考慮すると仕方のないことと思いますが私にはあまり合わなかったです。

Posted byブクログ

2024/02/22

古典+海外文学ということで読みにくさはすごかった ただやはり有名作品だけあって意外なラストに驚かされた

Posted byブクログ

2024/02/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

なるほど!こういう結末か! 楽しんだし驚いたけど、期待していたほどの衝撃はなかった。「これはめちゃくちゃ面白いらしい」ということで読んだため少しハードルが上がりすぎていたかもしれない。とは言え、前半の登場人物の証言をメモして時間軸ごとに彼らの行動を照らし合わせながらウンウン考えたりしたので、まんまとやられている。 でもハバード夫人の無実感はすごかったなあ。でも女優と考えると「あれは演技でした」って言われても全く無理ないし、彼女がいることで全体的にみんなの証言に厚みが出ていた気がする。 ところで今思い返してみると「あれ?あの件って結局どうなったっけ?」って部分をいくつか思い出したのでまた見返さなければ。マダミスでもこういうのをなあなあにすると絶対負けるから。 今回アガサクリスティ作品を読むのは初めてで、それどころか海外ミステリを読むのも初めてだった。独特の読みにくさはあったがこれは比較的最近翻訳されたものなので、トップレベルで読みやすいほうなんだろうなと思うと少し手が出しにくい気はする。しかしミステリはすごく好きなので、その礎となった作品たちは知識として入れておきたい。今後またいろいろと読んでみようと思う。 オリエント急行という舞台もあってのことだとは思うが、「○○人はこういう性格」という傾向についての知識や、様々な言語を使い分ける習慣は日本ではかなり普通ではないことなのでカルチャーショックだった。そう考えると日本って本当に日本人しか住んでいない国だなと思う。アングロサクソンって。歴史でしか聞いたことない。 あとは私の思い出話になるが、随所ではやみねかおるのことを思い出すことができてとても幸せだった。「灰色の脳細胞」というフレーズを見た瞬間ウワー!!そうだった!!!とそれまで忘れていた記憶がいっぺんに掘り起こされた。言ってた!夢水清志郎が!!私はかつてはやみねかおる作品が大好きな子どもだった。夢水清志郎シリーズに始まり、怪盗クイーン、都会トムなど様々なはやみね作品を読みあさった。特に私は怪盗クイーンシリーズが大好きで、青い鳥文庫の中でも異様な存在感を放つ分厚い分厚いそれを手に、ワックワクしながら図書館を後にしたものだった。まさにその怪盗クイーンと夢水清志郎が出てくる作品で、オリエント急行殺人事件をリスペクトしたものがあるのでそれもまた読み返してみたい。

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2023/11/09

超有名な作品なので読んでみた。 誰が犯人なのか最後までポアロと考えながら読み進めることができる。人物描写も面白くて、登場人物たちの顔を思い浮かべたり、身近にもこんな人いるよなーとか思いながら楽しめた。 最後の終わり方が急すぎるのと、国籍や身分に対する古い考え方がちょっと、、って感...

超有名な作品なので読んでみた。 誰が犯人なのか最後までポアロと考えながら読み進めることができる。人物描写も面白くて、登場人物たちの顔を思い浮かべたり、身近にもこんな人いるよなーとか思いながら楽しめた。 最後の終わり方が急すぎるのと、国籍や身分に対する古い考え方がちょっと、、って感じだったので(しょうがないけど)星3つです。

Posted byブクログ

2023/09/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

悲しい話だった。 ポアロシリーズは初めて読んだが、ラストの展開に驚いた。 あんまり犯人を見逃す探偵って見たことないので「えっ?それでいいの?」と声を出してしまった。 トリックや犯人の正体も含めてなかなかお目にかかれない展開で凄く楽しめた。 他のポアロ作品も読みたい。

Posted byブクログ

2023/08/10

読んだの初めてだけどあまりにも有名作だからオチは知っちゃってたんだな アガサ・クリスティさんの本はそして誰もいなくなったに続いて2冊目だけど、やっぱ外国の本は登場人物の名前覚えにくい… それさえなければすらすら読めるんだけどな

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2023/06/01

初読時、(ネタバレは知っていたにもかかわらず)謎解き場面の一気に全てが収束していく感覚に背筋が震えた。「ミステリの女王」クリスティ女史の有名な代表作。

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2023/04/09

はじめての海外ミステリに有名タイトルを選びました。本文へのリスペクト?があると思うので日本の文として決して読みやすいとは言えませんでしたが、それが美学と言われれば仕方ない。 真相には気付けなかったですし、ミステリ作品として面白いのは間違いないです。 ただ、自分の中の海外への苦手さ...

はじめての海外ミステリに有名タイトルを選びました。本文へのリスペクト?があると思うので日本の文として決して読みやすいとは言えませんでしたが、それが美学と言われれば仕方ない。 真相には気付けなかったですし、ミステリ作品として面白いのは間違いないです。 ただ、自分の中の海外への苦手さが…なかなか読むのに時間を要してしまいました。

Posted byブクログ

2023/03/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

有名なイギリスの推理作家、アガサクリスティの代表作ということで手に取ってみました。 いい意味で期待を裏切られた最高傑作です。 「犯人は1人、もしくは誰も犯人ではない」のどちらかの結末だろう、と思い込みで読み進めてましたが、まさかの全員関係者。 とても善良な人々が、法律で捌けない悪に遭遇した時、何を考え、どうするのか、とても考えさせられました。 普段から本はあまり読み切るタイプではありませんでしたが、久々に一気に読み切った作品。 本を読むのが苦手な方にもぜひ。

Posted byブクログ