ワイルド・スワン(下) の商品レビュー
他の人のレビューでパールバックの大地が好きなの人ならおすすめとあったので購入 あのような時代に凄い意志を持った人がいるんだ 今でも不条理な国で生活している人のなかにも 必ず作者家族のような人々がいるんだと思いたい 同じ作者の毛沢東を先に読むと毛沢東の党員への 考えと党員の毛沢東の...
他の人のレビューでパールバックの大地が好きなの人ならおすすめとあったので購入 あのような時代に凄い意志を持った人がいるんだ 今でも不条理な国で生活している人のなかにも 必ず作者家族のような人々がいるんだと思いたい 同じ作者の毛沢東を先に読むと毛沢東の党員への 考えと党員の毛沢東の信仰心のギャップがわかり より楽しめる
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もの凄い本を読んでしまった。 上巻は祖母や母からの伝聞がベースだったのに比べて、 下巻は本人が実際に経験し感じた事が描かれているため、 とてもリアルで、時に胸糞悪く、 読み進める事さえ出来なくなる描写もあった。 文化大革命って一体なんだったんだ? 何人を殺し、何人を拷問し、何...
もの凄い本を読んでしまった。 上巻は祖母や母からの伝聞がベースだったのに比べて、 下巻は本人が実際に経験し感じた事が描かれているため、 とてもリアルで、時に胸糞悪く、 読み進める事さえ出来なくなる描写もあった。 文化大革命って一体なんだったんだ? 何人を殺し、何人を拷問し、何人を廃人にしたのか。 現代の中国の人々はこの現実を知る事なく、 未だ天安門広場に毛沢東の巨大肖像画を掲げ、 この時代に実在などしていない『平等』の理想を信じ、 懐古的憧れに浸り毛沢東を礼賛している。 自分が信じている為政者から虐待を受けるなんて、 本心はどんなだったのだろう?想像に絶する。 分厚い上下巻(各800p越えの文庫本)毛沢東の本、 いつ手をつけるか…。 すぐに読みたい気持ちと怖い気持ちが入り混じってる。
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24.1.13~1.28「上」の後半は一気に読めた。中国がこんな状態だったことは驚き。ユン・チアンさんが書いた毛沢東の本も読みたい。
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すごいものを読んでしまった…という感覚。 中国のことを全然知らなかったので、今までの古典的な”中国”的イメージとは全く異なる印象を持った。 とんでもないスピードで中国は変化してるんだなぁと思った。 文化大革命から、発展途上(私が小学生の時の中国のイメージは低クオリティの、パクリ)...
すごいものを読んでしまった…という感覚。 中国のことを全然知らなかったので、今までの古典的な”中国”的イメージとは全く異なる印象を持った。 とんでもないスピードで中国は変化してるんだなぁと思った。 文化大革命から、発展途上(私が小学生の時の中国のイメージは低クオリティの、パクリ)を得て、今やビジネスで最も注目されてる(バイトダンスやSHEIN)。本当にすごい。 土地が大きいと統率者を求め、その統率者の能力がそのまま国に反映される。日本では想像出来ないフローだ。。 あと、途中から宗教だった 人間の醜い所と高貴な所、こんなにもリアルに描くことができるのかと驚く。 毛沢東側の視点も気になる。最初は本当に中国を救いたいと思ってたのかもしれない。どこでどう曲がっちゃったのか
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図書館で借りた。 かつて話題となったベストセラー本のひとつで、現代中国における自伝的ノンフィクション。著者の祖母→母→本人と3代に渡るドラマは重厚だ。 私は中国現代史を知る本として知った。確かに「これが中国の世界観か…」と、理解を深めることができた。 小説としても面白い(が、基本...
図書館で借りた。 かつて話題となったベストセラー本のひとつで、現代中国における自伝的ノンフィクション。著者の祖母→母→本人と3代に渡るドラマは重厚だ。 私は中国現代史を知る本として知った。確かに「これが中国の世界観か…」と、理解を深めることができた。 小説としても面白い(が、基本的に「つらい・悲しい・引き裂かれるような逃れられない運命」の繰り返しだ) ポイントポイントで、「中国人の感覚ではこれが~だ」と説明があるのが外国人にとっても非常に分かりやすい。 下巻は文化大革命から毛沢東の死までの中国現代史キーワードが含まれる。
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上巻の最後では、内戦に共産党が勝利し、著者の家族は党幹部として、恵まれた生活を享受していたが、下巻でいよいよ混乱の時代が訪れる。 もう波瀾万丈というしかない。 文化大革命により、著者の家族の生活は暗転。お父さんのエピソードでは、こんなに党に尽くしたのに…と家族の悔しさを思うと涙が...
上巻の最後では、内戦に共産党が勝利し、著者の家族は党幹部として、恵まれた生活を享受していたが、下巻でいよいよ混乱の時代が訪れる。 もう波瀾万丈というしかない。 文化大革命により、著者の家族の生活は暗転。お父さんのエピソードでは、こんなに党に尽くしたのに…と家族の悔しさを思うと涙が出そうだった。 大きな河に流されるように、読めます。読み応えのある作品でした。
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現代の日本では些細なことに幸せを感じることがないなーと思った。文化大革命の時代の中国よりも明らかに裕福な不自由無い暮らしをしているのに。
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ヨーロッパで最初に中国を認めたのはフランス。 当時同盟国だったのはアルバニア。 男女平等は、女性も男性と同じような肉体労働が可能と解釈される。 文化大革命の時にも、いつかは共産党幹部に復権する時が来ると大衆は考えていた。 毛沢東は自分の権力を支えるのは経済だと認識。
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