ドライチ の商品レビュー
ほとんどが知っている選手の話やったので、読んでいておもしろかった。 この著者の本、読みやすくてけっこうおすすめできる。
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辻内崇伸、大越基など、ドラフト1位で入団したプロ野球選手たちを徹底取材。華やかさのみならず、躓き、苦労、厳しさなど、その実像を浮かび上がらせる。 夏の高校野球真っ盛りの今、毎年12人生まれるドラフト1位のその後を追った短編集を読んでみた。甲子園のスターだったのにイマイチ伸び悩ん...
辻内崇伸、大越基など、ドラフト1位で入団したプロ野球選手たちを徹底取材。華やかさのみならず、躓き、苦労、厳しさなど、その実像を浮かび上がらせる。 夏の高校野球真っ盛りの今、毎年12人生まれるドラフト1位のその後を追った短編集を読んでみた。甲子園のスターだったのにイマイチ伸び悩んだのはなぜか。心・技・体で分けるなら心の要素が大きかったような感じがした。まだまだ表に出ていないドライチの物語はたくさんありそうだ。 (B)
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ドラフト1位で指名された選手8名について書いた本。 『ドラガイ』はドラフト外で大成した選手なのに対し、こちらはドラフト1位にもかかわらず大成できなかった選手がメインで、そのコントラストが面白かった。
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ドラフトに指名されるスタートはいえ、10代~20代前半の若者。家族を巻き込んで入団を選択したり、しなかったり。そして成功あり、夢やぶれたり。
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TBSでいつからか始まった感動バラエティードラフト形式を思うに、親戚目線というか、親目線にいつしかなっているんだろうなと。新聞の活字で選択された選手を追い続けるから「依田?・・・あー、レイクウッド依田ね!」と1983年ドラフト外入団の依田政彦をいつまでも出身高校名レイクウッド高校...
TBSでいつからか始まった感動バラエティードラフト形式を思うに、親戚目線というか、親目線にいつしかなっているんだろうなと。新聞の活字で選択された選手を追い続けるから「依田?・・・あー、レイクウッド依田ね!」と1983年ドラフト外入団の依田政彦をいつまでも出身高校名レイクウッド高校で覚えていたりする。同期が小野(ドライチ)・吉井(ドラ2)・村上(ドラ3)・光山(ドラ4)。彼らの感情は紙面からはさほど香らない。画面を見ようにもダイジェストでしか見られな・・・・あ、もちろんこれが近鉄バファローズの話だってわかっていますよね? ちなみにレイクウッド依田はさほど活躍したわけではなく89年に引退。西武で通訳やってるのかやっていたのか野球界にしぶとく残っています。ボクの記憶にも。 さて、「ドライチ」光と影ばかりが語られる過去の本と比べ、そこそこ活躍した選手も収められている。「辻内」「多田野」「的場」「古木」「元木」「大越」「前田」「荒木」すでに知られたエピソードも田崎健太に掛かるとシュートに抉る。 現在ではアウトであろう証言を次々引き出し、あまつさえ更なる証言を求める。それでもどう触れるか気になった案件はスルーする。野球に関係ないから。 いや、おすすめです。 あと、伊良部秀輝伝読みたくなった。
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プロ野球球団から「ドラフト1位」の指名を受けて入団した選手の野球人生をクローズアップ。 ドラ1選手の大半は、高校時代に甲子園で注目を集め、高い評価と大きな期待を持たれている。 1年目の春季キャンプから脚光を浴び、活躍して当たり前という眼で見られることは、その選手にとって大変な重圧...
プロ野球球団から「ドラフト1位」の指名を受けて入団した選手の野球人生をクローズアップ。 ドラ1選手の大半は、高校時代に甲子園で注目を集め、高い評価と大きな期待を持たれている。 1年目の春季キャンプから脚光を浴び、活躍して当たり前という眼で見られることは、その選手にとって大変な重圧だ。 本人への丁寧な取材を通じて、華やかさのみならず躓き、苦労、厳しさ、悔しさ……本書では「ドラフト1位」選手の光と陰の両面が浮かび上がってくる。 あの根本睦夫氏の寝業師ぶりが、ここでも描かれる。
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毎年12人ずつしか生まれない「ドラフト1位」。当然ながら10年たてば120人、そして、ドラフトなど関係なく実力でスターになる選手がチームにいます。 プロで活躍すること間違いなし、と思われながら、目立った成績を残せないまま去っていく「ドライチ」には、あまり目が向けられないままでした...
毎年12人ずつしか生まれない「ドラフト1位」。当然ながら10年たてば120人、そして、ドラフトなど関係なく実力でスターになる選手がチームにいます。 プロで活躍すること間違いなし、と思われながら、目立った成績を残せないまま去っていく「ドライチ」には、あまり目が向けられないままでした。 一度は脚光を浴びながらプロに入り、そのプロの世界から去るまでの年月が、ノンフィクションならではの重たさをもって伝わってきます。 そして、日本のプロ野球のレベルの高さと、それよりレベルが高いはずのアメリカのプロ野球選手の態度と包容力との違いの両方が理解できました。
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