なぜ私たちは生きているのか の商品レビュー
[図書館] 読了:2018/5/1 むーずかしい…。議論が発散しまくってるのと前提知識が足りなさすぎでついていけないところがたくさんある。 p. 118 「労働という大きな集合の中に部分集合として労働力がある、とお考えいただくといいと思います。労働と労働力の区別の仕方は、社会...
[図書館] 読了:2018/5/1 むーずかしい…。議論が発散しまくってるのと前提知識が足りなさすぎでついていけないところがたくさんある。 p. 118 「労働という大きな集合の中に部分集合として労働力がある、とお考えいただくといいと思います。労働と労働力の区別の仕方は、社会構造と関連していて、時代とともに変遷しています。」 p. 129 「キリスト教の神はダイナミックで生成する神です。日本人は、この神観を理解することが難しく、(中略)一種の文化障壁があって、神とは動かないスタティックなものだという理解になってしまうのです。読者には、 神が一つの場所にとどまらず、常に動き、動くことによって変わり続けているというイメージを持っていただくとよいかと思います。」
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長い間、この世界を支配してきた考え方が、少しずつ崩れてきていることは多く感じているのではないでしょうか。そんな時代に、その根幹を今一度見つめ直し、今まで過小評価されてきた「見えない存在」というものを考え直すことが、お二人の対談のテーマとなっています。こういった本質を考え直さなけれ...
長い間、この世界を支配してきた考え方が、少しずつ崩れてきていることは多く感じているのではないでしょうか。そんな時代に、その根幹を今一度見つめ直し、今まで過小評価されてきた「見えない存在」というものを考え直すことが、お二人の対談のテーマとなっています。こういった本質を考え直さなければいけない時代が近づいてきていることを感じました。国家、資本、宗教と3つのテーマを起点としつつ、そこから私たちの存在をどのように考えるのか。そのために忘れられている何について思い出さなければならないのか。そこからしか「なぜ私たちは生きているのか」の答えが見出せないという気がします。それに気づかせてくれる貴重な示唆を与えてくれる内容だったと思います。
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・ヴェーバーのキリスト教理解はいい加減。トレルチを読め。 ・理屈は徹底的に言わなければダメ。「理屈を言うな」には暴力性がある。 ・世界宗教は普遍主義ではない。 カルチャーセンターの対談本の文字お越しで少々やっつけ仕事的ではあるのだが、国家・資本・宗教と内容的には王道系で中身は充...
・ヴェーバーのキリスト教理解はいい加減。トレルチを読め。 ・理屈は徹底的に言わなければダメ。「理屈を言うな」には暴力性がある。 ・世界宗教は普遍主義ではない。 カルチャーセンターの対談本の文字お越しで少々やっつけ仕事的ではあるのだが、国家・資本・宗教と内容的には王道系で中身は充実している。 シュタイナー人智学については全く知らないし、どうもオカルト的でもあるようなのだが、佐藤優は年配者に気を使い否定する事もなく少々話しを合わせている印象ではあるが。
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