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人工知能は資本主義を終焉させるか の商品レビュー

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9件のお客様レビュー

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2020/07/24

対談本。前半は井上智洋さんによるマクロ経済視点からのAI論。もともと井上氏目当てにこの本をチョイスしたので、ふむふむと頷きながら読んだ。しかし、後半では一変する。主要な論者が齊藤元章さんにチェンジして、スパコン、AI、医学など分野をまたいだ近未来の技術論、社会論を展開していく。エ...

対談本。前半は井上智洋さんによるマクロ経済視点からのAI論。もともと井上氏目当てにこの本をチョイスしたので、ふむふむと頷きながら読んだ。しかし、後半では一変する。主要な論者が齊藤元章さんにチェンジして、スパコン、AI、医学など分野をまたいだ近未来の技術論、社会論を展開していく。エビデンスもろくろく示さないまま妄想が全開になっていって(自分で妄想と言っている)、ポカンとしながら読了した。新書なりに論述の厳密さは確保していた前半とは隔離が激しく、一冊の本として統一感は皆無だ。しかし、刺激的であることは事実。

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2019/10/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

人間が歴史上はじめて、個々人ではなく人類全体として、何ら孤独を感じることなく、みんなと繋がっている感覚や意識というものが生まれる。そうなると、個人というものの位置づけや価値、意味に加えて、人間の存在そのものが本質的に変化していくでしょう。こうしたことを社会的特異点の最終系と考えられる。

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2019/06/15

<目次> 序章現実がSFを超える日は近い 第1部来るべき経済得意店とはなにか 第2部社会的得意点がもたらす人類の未来 P11シンギュラリティポイント2045、プレシンギュラリティ2030 P116洋服のデザインを制作し、データーを無償提供している人がいる P12125万年前:人...

<目次> 序章現実がSFを超える日は近い 第1部来るべき経済得意店とはなにか 第2部社会的得意点がもたらす人類の未来 P11シンギュラリティポイント2045、プレシンギュラリティ2030 P116洋服のデザインを制作し、データーを無償提供している人がいる P12125万年前:人類誕生     1万年前:農耕革命   2500年前:枢軸の時代    250年前:産業革命      22年:情報革命 2.5年前:?     3か月前:?      

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2018/08/18

人工知能の話ではあるのだけど、マクロ経済の話という方が強かった気がしました 確かにタイトルを読めば、「資本主義を終焉」「特異点」などそれを想像させるキーワードがありますね 個人的にはもうちょっと違った話を期待していた感がありましたね もっと身近な話 こんな事を人工知能使ったら...

人工知能の話ではあるのだけど、マクロ経済の話という方が強かった気がしました 確かにタイトルを読めば、「資本主義を終焉」「特異点」などそれを想像させるキーワードがありますね 個人的にはもうちょっと違った話を期待していた感がありましたね もっと身近な話 こんな事を人工知能使ったらこうなるかも知れないね そうなったら我々の世界ってこう変わるかも知れないね そう変わるとするならそれって資本主義の終わりを意味するかも知れないね 生産活動を全部ロボットがやって、ロボットの同士や自らロボットのメンテナンスができるようになったらコストなしだね 生産されたものをゼロ円かそれに近いコストで買えるようになるね そうしたら資本を持つ事の意味ってあまり無いね、むしろリスクになるかも というような当たり前でチョイチョイ耳にする話をもう少し進めた?ような話を読みたかったかな

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2018/07/01

シンギュラリタリアンを自称する齋藤元章氏と駒澤大学経済学部准教授の井上氏の対談。 お金のない社会を作りたいとか、3Dプリンターで作れば物の値段がゼロとか、エネルギーのフリーとか、もう、受け売りアイデア感強し。ここまで、人の書いた本の内容を自分の書いた『エクサスケールの衝撃』と...

シンギュラリタリアンを自称する齋藤元章氏と駒澤大学経済学部准教授の井上氏の対談。 お金のない社会を作りたいとか、3Dプリンターで作れば物の値段がゼロとか、エネルギーのフリーとか、もう、受け売りアイデア感強し。ここまで、人の書いた本の内容を自分の書いた『エクサスケールの衝撃』とすり替えるのは良くないと思う。情報ロンダリングの事例になりそうな本。経済学の専門家の井上氏がブレーキ役になって無くて、齋藤氏の未来妄想爆発なだけで、この手の本を読んだ事がある人には、薄っぺらい内容になってる。人工知能と資本主義の終焉について、その両方から全く深掘りしてないし、ほぼ議論になっていない所が凄い。 そして、この齋藤氏は、国内で世界と戦えるスパコン作ろうとしたり、バイタリティ溢れる人な感じではあるのだが、2017年に国費流用の疑いで逮捕されちゃっている。まあ、ぶっ飛んでる人だけに、一度休憩に入って様々な知識を得てカンバックするのだろうが、この本は面白くない。 最後のブレイン・ブレイン・インターフェースとか、後半の散らかりっぷりは笑えるレベル。

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2018/06/24

スパコン開発者と経済学者の対談集。 人工知能がバラ色の未来を切り開くか、それとも格差社会による恐怖の未来を切り開くかは意見の別れるところだが、それに対して一定の解を導き出そうとする2人に学者としての誠意を感じた。

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2018/04/15

2018.04.15読了 猛烈に面白い! これからAI時代へと本格的に突入していく。変化する世界に生きて、その様を見届けたい。ワクワクする。 特に井上智洋が見ている未来に興味津々。他の著書も早速購入した。

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2018/01/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

・ピケティ ピケティは、R>Gになることを主張した。 これは、投資家の利益の上昇率が労働者の給与の上昇率を上回ること。今後は、労働者の賃金はむしろ機械に代替されて、減り、資本家の収入がふえる。 →大格差が生まれる。 →このような機会だけで生産する形態を「純粋機械化経済」と呼ぶ ・シニフィエ(言葉の意味そのもの) 言語学者のソシュール テクノロジーの進化により、シニフィアン(言語を表現する文字や音声)を介さず、シニフィエ(言語の持つ意味そのもの)だけを伝えるようになる。 感覚を伝えることができる。 ・モノからの解放 奴隷制度から解放された人編は、次は労働やお金から解放される、。そして、モノからも解放される。生活に必要なものを自分だけでつくれるようになると、モノに個室することもなくなる。 ・ビットコインの先 ビットコインが発展すると、お金の高機能化が怒る。 お金を使う人、使う対象、使う状況、タイミングによって、お金の価値が変わるようにする。

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2017/11/27

AIエンジニア 大学卒年俸30万ドル harvard,MIT,stanford,UCB卒で人工知能専攻は300万ドル コールドマンサックス 2000年ごろ600人いたトレーダーがいま二人 日銀 実質年間60兆円市中銀行から国債を買い取っている。 クロッシングポイント 日銀の...

AIエンジニア 大学卒年俸30万ドル harvard,MIT,stanford,UCB卒で人工知能専攻は300万ドル コールドマンサックス 2000年ごろ600人いたトレーダーがいま二人 日銀 実質年間60兆円市中銀行から国債を買い取っている。 クロッシングポイント 日銀の保有する国債残高が政府債務残高に追いつくとき 日銀が市中の国債をすべて買い取ってしまったら、それ以上国債を買い取る形のでの金融緩和は不可能になる FarmBot Genesis 日本の量子コンピュータ 常温で可能

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