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ランチ酒 の商品レビュー

3.7

162件のお客様レビュー

  1. 5つ

    20

  2. 4つ

    74

  3. 3つ

    53

  4. 2つ

    8

  5. 1つ

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2022/08/04

離婚して娘は元夫と義父母と暮らし、見守り屋として働く祥子。 夜〜昼前までの仕事のため、仕事後に食べるランチ酒。 どれもこれも美味しそうで、ついついお酒が飲みたくなる1冊でした。 焼酎が嫌いな私だけど、出てくるお酒が美味しそうで、ついつい飲みやすいお酒を検索してしまったり…笑 ...

離婚して娘は元夫と義父母と暮らし、見守り屋として働く祥子。 夜〜昼前までの仕事のため、仕事後に食べるランチ酒。 どれもこれも美味しそうで、ついついお酒が飲みたくなる1冊でした。 焼酎が嫌いな私だけど、出てくるお酒が美味しそうで、ついつい飲みやすいお酒を検索してしまったり…笑 孤独を抱えて生きる祥子。 色々あったんだろうけど、元夫や義母にそこまで気を遣わないでもいいのでは? 自分が腹を痛めて産んだ娘にもっと遠慮せずに会えばいいと思ったのは私だけかしら? もっと楽に生きられたらいいのになぁ〜と思って、だけどそうもいかないのかなぁ〜と思ったりして何だか少し苛々してしまいました。 〝私たちはだめな人間だし、これまでも、これからもきっと間違いを犯す。 だけど、今日はまあまあうまくいった。それで良いのではないだろうか。” 時には弱音を吐いて落ち込んで、糖質で心と身体を満たすことも必要だと思いました! 2022年〜14冊目。

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2022/08/03

一つ一つ書かれてる食べ物、お酒がめっちゃ美味しそうに表現されていて、読んでいるだけでヨダレが出てくるほど繊細に書かれていた。 この本を読んでいる中で何度お腹がなったことか、、

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2022/07/30

ーさあ、今日も生き抜かないと。 〈あらすじ〉 見守り屋として、依頼人から見守りしてほしいと頼まれた人やものを一晩中見守る仕事をする祥子。その仕事終わりの昼に近い朝にランチと共にお酒を飲むのが何よりの贅沢。今日もお酒と共に、離れた娘のことを考える。 〈感想〉 ようやく読めました...

ーさあ、今日も生き抜かないと。 〈あらすじ〉 見守り屋として、依頼人から見守りしてほしいと頼まれた人やものを一晩中見守る仕事をする祥子。その仕事終わりの昼に近い朝にランチと共にお酒を飲むのが何よりの贅沢。今日もお酒と共に、離れた娘のことを考える。 〈感想〉 ようやく読めました。 ご飯の何たる美味しそうな感じ。 口の中にヨダレ溜まります(笑) そして昼からお酒という贅沢なひとときと思える時間を自分の癒しとして、自分のひとりの時間として考えるのが最高です。 自分の周りにたくさん落ちてる「ままならなさ」を一つずつ拾って、優しいところに置いてくれる祥子さん、いいなあ。 祥子さんみたいに、考えるのが止まらなくなる気持ちとっても分かります。でも、まずは生きる。そのために食べる。まだ、大丈夫。 間違えて続編の方から読んでしまいましたが、人はいつになっても前進できるのだと思いました。

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2022/07/11

一人でランチ酒、それが当たり前ではなくて、お店をじっくり選んで、一歩踏み出す感じが、じんわりよかった。新しいお店に入るとき、そういうのあるなぁ。

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2022/06/28

原田ひ香の代表作ということで手に取ったが、とても面白かった。バツイチ子持ちの主人公が見守り屋の夜勤を終え、お酒と共にランチを楽しむ短編集。 どの食事も美味しそうで、ビールが飲みたくなった。調べてみると、登場するお店はどこも実在するようなので近くまで行ったら立ち寄ってみたい。 タイ...

原田ひ香の代表作ということで手に取ったが、とても面白かった。バツイチ子持ちの主人公が見守り屋の夜勤を終え、お酒と共にランチを楽しむ短編集。 どの食事も美味しそうで、ビールが飲みたくなった。調べてみると、登場するお店はどこも実在するようなので近くまで行ったら立ち寄ってみたい。 タイトルから、食事レポみたいな本なのかな?と思っていたが普通にちゃんと小説。食事シーンだけでなく、見守り屋で出会った人々や元夫、娘との人間関係など物語性もしっかりある。原田ひ香を好きになったきっかけである「ギリギリ」と似た感じで、人の心の動きの描き方がやはり好みだった。続刊もあるようなので是非読みたい。

Posted byブクログ

2022/06/28

夜の仕事が終わった日は、ランチにお酒を合わせるのが楽しみなバツイチアラサーが主人公のお話。夜の仕事である「見守り屋」と「ランチ酒」の描写で一話が形成されているお仕事×グルメ小説。私の思っていたタイプのお話とは違ったので、感想はツリーにて→ ランチのお店が主役ののオムニバスやと思...

夜の仕事が終わった日は、ランチにお酒を合わせるのが楽しみなバツイチアラサーが主人公のお話。夜の仕事である「見守り屋」と「ランチ酒」の描写で一話が形成されているお仕事×グルメ小説。私の思っていたタイプのお話とは違ったので、感想はツリーにて→ ランチのお店が主役ののオムニバスやと思っていたので拍子抜け。一話に「見守り屋」の話と「ランチ酒」の描写がある。一話が短いのでどちらも中途半端な印象。主人公のキャラも薄く、全体的にとてもあっさり……かと思うとまぁまぁ主人公の過去は濃い。てか元夫どうなんよ。いい人風に描かれてる→ けど、まぁまぁクソじゃね?読んでいてイライラしたんだが。主人公は元夫とその親になんであんな遠慮してるんだろ?生い立ちとか関係あるんかなぁ。 娘に対してももやもや。もやもやもや。 次巻はもっともやりそうなんで、うーん。 (勝手に)楽しみにしていた本だけに合わなくて残念でした。あくまで個人的な感想です。

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2022/06/22

バツイチアラフォー女性の「孤独のグルメ」的な「ランチ酒」。 貪欲に食を選ぶ姿はまさに井之頭五郎を彷彿とさせる。 そして、食事の表現もとても美味しそう。 筆者はきっと唐揚げ好きなはず。 唐揚げの描写、特に好きだった。笑 だからといって、ただの食い倒れ連続短編集ではなくて 女性の...

バツイチアラフォー女性の「孤独のグルメ」的な「ランチ酒」。 貪欲に食を選ぶ姿はまさに井之頭五郎を彷彿とさせる。 そして、食事の表現もとても美味しそう。 筆者はきっと唐揚げ好きなはず。 唐揚げの描写、特に好きだった。笑 だからといって、ただの食い倒れ連続短編集ではなくて 女性の生き方や人生を切り開く姿勢が垣間見える。 共感というよりも見守って、応援したくなる。

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2022/06/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2022.6.6読了 これはいい。 思わず、主人公の口癖?が移ってしまった。 ランチ酒とは、なんて素敵な楽しみなんだろう。昼間から酒を日常的にする人はきっと限られている。だからこそ、何かそこにはちょっと特別な匂いがするのだ。 主人公の犬森祥子は、見守り屋というちょっと変わった仕事をしている。 それは、さまざまな事情を持った依頼人を、夜間、ただひたすら見守るだけの仕事だ。 それがあけるのが翌朝・昼前頃になるので、祥子は仕事終わりに周辺の店でランチ酒を楽しむのである。 というふうに書いてしまうと充実した生活に感じるが、夜寝られないというのがまずハードだし、依頼人によっては聞きたくもない話を延々と聞かせる。間違いなく消耗するだろう。 更に、祥子には自身にも割り切れない悩みがあり、それを考えたくないがためにランチ酒を始めたという経緯がある。 著者の作品には訳ありの女性が多く、特殊な仕事とセットになっていることも特徴かもしれない。それを見たさに手に取ってしまう部分もある。 また、このシリーズでは祥子がランチに選ぶ飯やさまざまな依頼人も味わうのが楽しみの一つだ。 シリーズは三巻あるようなので、次巻も楽しみだ。 図書館では人気らしく、順番待ちが発生しているのでいつになることか…

Posted byブクログ

2022/05/30

タイトルからして極楽昼酒の話と思いきや、主人公の複雑な環境からくる悩みがもう一つのテーマだったりして、楽しいお酒ばかりというわけでもなかった。 後半、環境が大きく変わる予兆が出てくるが、その話はそのまま終わり…続編に続くとは思っていなかったのでモヤモヤするが、まぁ次、読もうかな。

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2022/05/17

見守り屋の主人公のショートストーリー仕立てで、美味しいランチ酒のお店が紹介されるお話。 飲めない私でもちょっと一杯寄りたくなるお店紹介も魅力だが、主人公祥子と見守りのお客様や家族とのお話もじわっとくる。 1章が短いので、スキマ時間にサクサク読めました。 このあと2冊続いているよう...

見守り屋の主人公のショートストーリー仕立てで、美味しいランチ酒のお店が紹介されるお話。 飲めない私でもちょっと一杯寄りたくなるお店紹介も魅力だが、主人公祥子と見守りのお客様や家族とのお話もじわっとくる。 1章が短いので、スキマ時間にサクサク読めました。 このあと2冊続いているようなので読みたいと思う。

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