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千日のマリア の商品レビュー

2.7

8件のお客様レビュー

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2024/11/25

この方の小説は初めてでしたが、短編集で読みやすかったです。 ただ、もう少し深い表現があっても良かったなと思い⭐︎3にしました。

Posted byブクログ

2024/04/17

解説が的を得てて、そうそれ!ってなった。 自分にもあるような人には言えない小さな秘密を、覗いてしまったドキドキ感のある短編集だった。

Posted byブクログ

2022/11/29

購入済み 2022.11.29.読了 小池真理子さんらしい短編集。 どの作品も読み始めてしまえば、先が気になり読み進めてしまう。 しかし結末も衝撃的なものではないし、どこか寂しげな温度も低めな作品集でどうしようもなく引き込まれたということもない。 感慨深いものではあるものの激しさ...

購入済み 2022.11.29.読了 小池真理子さんらしい短編集。 どの作品も読み始めてしまえば、先が気になり読み進めてしまう。 しかし結末も衝撃的なものではないし、どこか寂しげな温度も低めな作品集でどうしようもなく引き込まれたということもない。 感慨深いものではあるものの激しさはない。 時間潰しと言っては失礼か?。。。

Posted byブクログ

2022/06/16

8話からなる短篇小説。 どれも、少しいびつな夫婦関係。 著者、小池真理子氏のいつも、主婦の感覚から、少し離れたような、料理、音楽、車、香水、ワインなど、・・・の文章が毎度出て来るのだが、・・・ 最初から、少しお洒落な食べ物をバスケットに詰め、何処へと、・・・読み出すのに、毎度の...

8話からなる短篇小説。 どれも、少しいびつな夫婦関係。 著者、小池真理子氏のいつも、主婦の感覚から、少し離れたような、料理、音楽、車、香水、ワインなど、・・・の文章が毎度出て来るのだが、・・・ 最初から、少しお洒落な食べ物をバスケットに詰め、何処へと、・・・読み出すのに、毎度のお洒落っぽさから、違和感なく目を通す。 しかしながら、最後の結末は、どうしてか、トカゲのしっぽの如く、後は、自分の頭で、想像してね!!という感じの小説ばかり。 「落花生を食べる女」にしても、このあかりという女性に対しても、魔性の女であり、妻の気持ちは無視されているように思われる。 「修羅のあとさき」それほど迄の付き合いがあったわけでなく、一方的に、ふられた女性の精神が、崩れて行くのだが、この母親にしても、手を尽くすことが、これまでに出来なかったのか?と、・・・・読んでいても、失恋(?)から立ち上がることが出来ない環境だったのか?と、・・・この後どうなるのだろうか? 疑問ばかり残る小説である。 この題名の作品が、7話目で、出て来るのだが、歪んだ愛情と、愛した女性が、妻と義理の母。 本の題名に迄しているこの小説が、素敵な題名にも関わらず、内容は、何か凄く穢く感じられる話を、作者が、精巧なオブラードで、包んで、美化しようとしているかに見える。 文章は、風景についても、素敵な描写だけど、内容の最後は、どれも、それから、どうなって行くの??? ???と、思う作品ばかりであった。

Posted byブクログ

2021/02/04

今回の8つの短編ではまっとうではない歪んだ男女関係も登場しますが小池さんの美しい文章と淡々と静謐に流れる独特な空気感の中ではそれすらも自然に思えて来ます。 表題作の「千日のマリア」では妻とその母との関係を持つ男、秀平が描かれていますが歪んだ関係の中にも人間の脆弱さや哀しみを感...

今回の8つの短編ではまっとうではない歪んだ男女関係も登場しますが小池さんの美しい文章と淡々と静謐に流れる独特な空気感の中ではそれすらも自然に思えて来ます。 表題作の「千日のマリア」では妻とその母との関係を持つ男、秀平が描かれていますが歪んだ関係の中にも人間の脆弱さや哀しみを感じ、切ない気持ちになりました。 どの短編も決して派手ではないけれど趣があり会話1つ1つを取っても登場人物の表情が浮かび上がる様でした。 装丁の美しさもいつも楽しみの一つとなっています。

Posted byブクログ

2018/07/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

どの話も私には消化不良で、でも続きがあっても気にならないくらいのものでした。 最後の話以外あまり救いがない感でした。

Posted byブクログ

2018/01/30

8つの話からなる女性が主人公の短編集 帯を読んで即買いしたが、どれも結末が不透明な話ばかりで消化不良だった

Posted byブクログ

2017/11/13

著者の新たな到達点として大きな反響を呼んだ傑作短編集 誰にも言えない、でも決して忘れることはない罪深い記憶。胸焦がれるほどの愛おしさ。男と女の間を流れていった時間―。心の奥底深く降り積もった思いを丹念にすくいとる珠玉の短編集、ついに文庫化!

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