七十人訳ギリシア語聖書 の商品レビュー
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いやー、結構時間かかりました。つらつら寄り道しつつ、読破するまでにマル5カ月! ・・・ キリスト教に興味があり、虫食いのように読んできた旧約聖書ですが、この度腰を据えて読んでみることにしました。 世界史の授業で知りましたが、現在ヘブライ語から訳される旧約聖書はかなり新しいものらしく、その出自も良く分からないとか。他方、本ギリシア語からの翻訳の方が古く、こちらの方が正統!?というか混ざりものが少ない?とか言われているみたいで。で、私はギリシア語原典の訳をチョイスしました。 ・・・ なお収録されているのは所謂モーセ五書(律法)と言われる「創世記」「出エジプト記」「レビ記」「民数記」「申命記」の五つ。 初めの二つ、創世記と出エジプト記は劇画チックでまだ読めますが、残りの三つはルール集みたいな記述が多く少しダル目です。 ・・・ そんななか、実はですね、本書で一番響くのはあとがきの秦氏のキリスト教への懐疑です。 疑問や矛盾だらけになるのになぜ問わぬ?なぜ気づかぬ?キリスト者よ、みたいなまっとうな問い。私も似たような思いがあり、本書を手にしました。 ・・・ ちなみにですが、やはり訳文をつらつら読むのはそれなりにだれます。 ご参考までにですが、里中満智子氏の書かれたマンガ「旧約聖書」、そして「コンサイス聖書歴史地図」を並行して参照されることをお勧めします。理解が結構進むと思います。
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土着のいち新興宗教に過ぎなかったキリスト教が、世界宗教に発展する礎となったと言われる七十人訳。本書はそのギリシア語訳からの邦訳である。恐らく一般的であろう新共同訳とは違うものであるが、ヘブライ語→ギリシア語の翻訳の際、どれぐらいニュアンスの変化があったのか……というのは、恐らく著者が選書メチエから刊行した本に書かれているのだろう(買いに行くか)。 新共同訳と突き合わせて読むのも面白いかもしれない(家にあったっけな)。 それにしても、神、無茶振りは激しいし、コンビニ売りの家庭内バトル漫画に登場する悪役の小姑みたいにネチネチと小うるさいし、よりによって何でコイツを信じようと思った!?ww
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モーセ五書は、新共同訳で読んで以来、2回目。 どれくらい違うのかな、と思ってたけども、細かいニュアンスの部分でしかないかな、という印象 けど、腑に落ちる表現が多く、単純に初めてモーセ五書読むなら、金額はさておき、これから読むのがわかりやすいのではないかと思った
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