ただの黒人であることの重み の商品レビュー

ニール・ホール(著者),大森一輝(訳者)

2020/10/27

「なぜ黒人の偉大さは／耐えられるかどうかで判断されるのか／白人の不正に／白人の不法な投獄に／白人の買収された判事に／白人が黒人の子供たちを殺すことに／白人による社会・政治・経済的収奪と腐敗に／白人の残忍さと非人道的な人間性に／／なぜ黒人の偉大さは白人の聖書の解釈を／全面的に受け入れるかどうかで判断されるのか」（「なぜ」）

2020/06/05

これまで、さほどの意識を向けずに生きてきた。
酷いよな、ダメだよな。程度の思い。
軽かった、浅かった。
知ることは、大切だ。
世の中の見え方が、変わる。
多くの人に読んで欲しい。

2019/09/23

現代アメリカの黒人医師であり詩人、ニール・ホールの詩集です。
悲しいブルースを聴いているような、黒人の苦しみが心に流れてくる感じがしました。
黒人として生まれたことで、なぜこんな荷を背負わなければならないのでしょうか。
日本に住む日本人には馴染みのない辛い問題が彼らにはあります。
多くの人に読んでもらいたい一冊。