月夜の散歩 の商品レビュー

角田光代(著者)

2018/03/15

角田さんの日常や日頃思っているあれこれが、染みこんでくるような文章で綴られる。食へのこだわり、愛（?）が特に印象深く、共感できたり、新しい発見もあった。
エピソードの最後に、話題に少し絡めてトトが多々登場する。とてものほほんとした愛くるしさがあって、それも毎回の楽しみになっていく本。

2018/03/02

作者角田光代氏の言うように、年齢だけを重ねたなら、大人になれると、ずーと思い込んでいた私。(笑)
自分一人だけの思い込みでなかったと、一安心（？）ではないが、食事に関してのことが、詳しく描かれている本である。
私は、結婚するまで、一人暮らしもしたことが無かったし、主婦業生活にどっぷりとはまって子育てしたので、外食は、大人（？）の集う場所には縁が無かった。
海外旅行も、アメリカや、フランス、イタリア等の一般的な観光地ばかり。エスカルゴぐらいなもので、珍しい食事もあまりなかったせいで、この本を読んでいると、そんな食材もあるんだと、、。
素麺南瓜も、数年前に、初めて頂戴して食したのだが、その後スーパーでも販売していた。
料理した時は、本当に作者同様ビックリした。

そして、ダイエットの話も、面白いが、結局は、女子会の話で、成果の出る話が出てこないのは、残念。

後書きに書かれているように、たらたら喋っているようなことを書こうと、、、思って書かれて本である。
だから、構えて読むこともなく読むことが出来る。
しかし、エッセーとしては、佐藤愛子氏の方が、読む方は面白い。

子供と同様に、愛している猫の写真が、一つ一つのエッセーの後に掲載されていて、なんだか、なごむ気持ちにさせてくれている本だった。

2018/01/28

角田光代さん、「よなかの散歩」「まひるの散歩」に続くエッセイ第3弾「月夜の散歩」です。２０１７．１１発行。表紙はトトちゃんです。角田さんの日常がよくわかるエッセイ、軽くて楽しいです。そして何より時々写真のモデルさんで登場するトトちゃんが可愛いです(^-^)

2018/01/21

ちょっとした見解が「わかるなあ」と頷けました。そういえば、深くも浅くもない嗜好って他者と語らうことはあまりないものだなあ。
私も日記を定期的に書かなきゃなあと思いました。SNSではなく。

2018/01/21

著者は20代の頃から混浴に素っ裸で入っていたというショッキングな事実。そんな温泉が未だにあることもショッキングだが。それにしても猫の写真が可愛かった。

2018/01/07

表紙の猫の写真があまりにも可愛くて、図書館からの「返せ」の連絡を受けるまで部屋に置いて、度々写真を眺めていた。

角田氏の安定のエッセイ。寝る前に読むのにピッタリ！
食べる話はストレスを起こさない。

「あとがき」は今の私にはまった。忘れず生きていこう！と年末に思った。

2017/12/30

どうしてもうまく作れない料理や、万人の共通の「うまい」、餃子の皮と種の一致、男性のくちゃくちゃとか。

2017/12/17

大好きな角田さんのエッセイ。
よなかの、まひるの、に続いて今回は
月夜の散歩。
なーんにも考えず読めるし、
ほんとうに飾らない日常が本の中に続いているから
すごくいい。
今日本屋に行ったら、
角田さんと旦那さんの共著エッセイがあって
今度はこれ読まなきゃと思っている。
次に読みたい本があるって幸せだ。

2017/12/04

角田さんのエッセイ。雑誌『オレンジページ』で連載されているので、お料理ネタなど身近な話題が多く、サラリと読了。ネコちゃんが変わらずとてもかわいい。

2017/12/02

読みながら何度も寝てしまい、やっと読み終えた。
「よなか～」と「まひる～」と続けて読んだので、似た感じが続いたからだと思う。
本当になかなかの日常が書かれているから。
モノクロだけど、トトちゃんの写真に癒される。可愛い。