サイレントマザー の商品レビュー
助けが必要なのに助けを求められない、助けを求めないサイレントマザーの事例。 サイレントマザーは子供の父親に対して、家族に対して、社会に対してゆっくりと絶望体験を重ねて沈黙していった印象。母子にとって最悪な結果に至るまでにどれだけの絶望を味わったんだろうと思うと涙なくしては読めませ...
助けが必要なのに助けを求められない、助けを求めないサイレントマザーの事例。 サイレントマザーは子供の父親に対して、家族に対して、社会に対してゆっくりと絶望体験を重ねて沈黙していった印象。母子にとって最悪な結果に至るまでにどれだけの絶望を味わったんだろうと思うと涙なくしては読めませんでした。 また読み終わってみて、子どもは母親だけではできないのに、全体的に子供の父親の影が薄いというかほぼないのが印象的でした。それぞれ事情はあるだろうけど、母親は子どもができたら(言葉は悪いけど)強制的に母にならざるを得ないに対して、父親は任意というか、その気になれば簡単に責任を放棄できる事に怒りを感じてしまいました。
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読んでいて、自分の子供時代と被ることがあったり、フラッシュバックして苦しい部分もあったけど、結局はタイトルの意味の通り助けてと言えないことが一番の問題で、でもなかなか本人は自分は助けて貰わないといけない状況であるということすら気が付いてないことも多いので、この本のように当事者以外...
読んでいて、自分の子供時代と被ることがあったり、フラッシュバックして苦しい部分もあったけど、結局はタイトルの意味の通り助けてと言えないことが一番の問題で、でもなかなか本人は自分は助けて貰わないといけない状況であるということすら気が付いてないことも多いので、この本のように当事者以外が、周りの人を気遣ってあげられる世の中になったらいいなと思う。
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