先生・保護者のためのスマホ読本 の商品レビュー

今津幸次郎(著者),子どもたちの健やかな育ちを考える養護教諭の会(著者)

2018/03/06

長男がついにスマホ＆LINEデビューしました。

スマホやネット、SNSの危険やトラブルについてはかなりいろいろシミュレーションした上で本人に説明し、使用させているつもりですが、ほんの半年弱使い始めただけでもトラブルや心配ごとが出てくる出てくる。

とはいえ、トラブルと言ってもLINEのいたずら電話にキレて教室でクラスメイトとけんかしたとか、夜中じゅうLINEメッセージがチンチン鳴ってうるさいとかその程度で今のところはすんでいますが、今後何もないとは限らない。

そこで、こどもにスマホを使わせる際に気を付けることや、安全かつ便利にスマホを使わせるにはどうしたらいいか等のヒントになることがあればと思い、図書館で借りました。

が・・・結局遠回しに「子どもにスマホを使わせるべきではない」と言いたいんだろうな～というのがぶんぶん匂う書き方だったので、少し腹立たしい気持ちで読んでいました。

スマホの危険性は確かに認められますが、一方で大切なコミュニケーションツールであることも事実。親子で連絡を取ることもあるし、中学生になれば部活の連絡などもLINEでやりとりするのが普通になっている中、安全な使い方を指南するのが大人の役割なのではないかと思うのですが。

幸い、この本も落としどころは「家庭でのスマホルールを作って、守らせよう」という結論だったのでちょっとほっとしました。そして、家庭生活のルールとーとスマホルールのワークシートが掲載されています。

これは家ならではのルール作りの参考になるので助かります。