頭の決まりの壊し方 の商品レビュー
「考えない練習」の人のエッセイ。要は脳が持つバイアスの仕組みに気づきましょう、ということでしょうか?仏教は紀元前からそのことに気づき、実践してきたのですね。宮沢賢治の詩の、「私という現象」という言葉をふと思い出しました。
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賞味期限切れの縁、離れゆくという縁もある。縁に任せる。 受け身。自分も自然の一部であることを意識する。 「見」自分の意見や考えに自分を託し執着する煩悩。 陰徳を積む 自分の選択を正当化したくなるという煩悩。 比べないほうがいいのではなく、比べることができない。
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自分の中で画期的だったこと2つ ①「上目線」はする側が傲慢なのではなく 感じた方に慢心がある ②頭の中で思考しているのは 「私」ではない。 刺激を受けてオートマチックに 生成しているだけ ------------------------ 「別離とは不幸なことなのか?」(P52...
自分の中で画期的だったこと2つ ①「上目線」はする側が傲慢なのではなく 感じた方に慢心がある ②頭の中で思考しているのは 「私」ではない。 刺激を受けてオートマチックに 生成しているだけ ------------------------ 「別離とは不幸なことなのか?」(P52)は 老子的だが、心しておきたいこと そして小池龍之介から この言葉が出る P59 なにぶん、心のどこかで、知っているのです。 そうやって縁の流れに安心して 任せきっていさえすれば、 失ったまさにそのことによってこそ、 できた空白に、新たな縁ある人が 必ず立ち現れてくることを P59 縁の筋書きをしっかり読み取って その流れにのって自然体でいさえすれば 不思議なくらいに、言わば、 縁は私たちに対して悪いようにはしません。 それは確かなのです --------------------- 小池龍之介の「縁」に対する 以下の言葉は非常に大事だ ①本質的には縁がないからこそ、 自然体にしていると、 それは自ずから離れていきます。 それは果たして、嘆かわしいことでしょうか? (P54) ②本質的に縁がない人や状況を つなぎとめようとするためには 相当程度のエネルギーを 浪費するはめになります。 つまり疲れます (P54) -------------------- P61 縁がつながるのも、 縁が切れてゆくのも、 縁を読み取って、 縁に任せてゆく -------------------------
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常識をまっすぐ受け止めず自らの解釈で心を楽にできる本。世の中の理とは受け止め方次第で幸せになれる。常識に流されず自分の目で見極めて行きたいと思わせる1冊。
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