AI時代を生き残る仕事の新ルール の商品レビュー
AIが普及する時代において、「人間である」メリットを活かして働くことの重要性を説いた本。 いつの時代もテクノロジーの進歩により仕事の内容は大きく変わっていきます。過剰なAI脅威論に振り回されないよう、AI技術の現状を理解した上でAIをうまく活用して仕事ができるようにしなければい...
AIが普及する時代において、「人間である」メリットを活かして働くことの重要性を説いた本。 いつの時代もテクノロジーの進歩により仕事の内容は大きく変わっていきます。過剰なAI脅威論に振り回されないよう、AI技術の現状を理解した上でAIをうまく活用して仕事ができるようにしなければいけません。そのためには、人間でなければできないこと、人間だからこそできることに集中することです。 本書は、AI時代の仕事のあり方や働き方について考えるヒントを示しています。
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会社も組織も変化するものだけが生き残る。既存の優良企業もそれまでの優位性をいったん捨てたうえで、自社の持つ価値を上手く活かして新たに事業を組み立てなければならない。 先般『AI vs.教科書が読めない子どもたち』を読んで、危機感Max.になっている私に、様々な職業の業務を分解し、AIに取って代わられる仕事と、人間の仕事として残る仕事を仕分けることで、活路を示唆してくれる内容。情報収集や調査は一番自動化されやすいが、AIは、統計処理の結果を提案してくれるものの、その根拠までは示してはくれない(機械学習による統計処理は、ブラックボックスである)。私たち人間には、最新の情報システムを扱うこと、AIの提案してきたことについて根拠をつけて判断し責任をとるという仕事が残っている。 現時点から近い将来までの漸進的なAI時代を生き残る仕事の仕方は「AIあくまで提案をするだけなので、AIを効果的に活用していくための情報リテラシーを持ち、道具としてのAIを使うポジションに自分自身をおけるように勉強し、動いていくことが大事だろう。」ということですね(^▽^)/ 会社としても個人としても、新規事業やその産業の中で求められる新たなテクノロジーに習熟することには、大きな意味がある。その動きに先行すればするほと、競争は少なく先行者利益は大きい。新たなうごきを常に見ながら自分が変化することは重要だ。
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