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君の嘘と、やさしい死神 の商品レビュー

3.9

22件のお客様レビュー

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2021/08/10

素敵な考えをしている人が出てきます。 別れもあって悲しく、切ない雰囲気がありました。 心に残るシーンが多々ありました。 家とかで読んだほうがいいと思います。 電車など人の多いところであまり読まないようにするといいと思います。

Posted byブクログ

2021/07/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

泣きたい、恋愛小説。というと、病気の主人公の話が紹介されました。個人的には冒頭の参加型推理ゲームを通して主人公とヒロインが出会うところが、高校生のみなさんならやってみるのかな~と思いながら読みましたが。「記憶に残るのならいいの。でも携帯とかで記録してると、皆安心してよそ見するでしょ。後でちゃんと見返せばいいや、なんて言いながら、結局見もしないでデータだけたまってくでしょ?それが嫌なの。私はいつも、目の前にいる私のことをみてほしのに」主人公とヒロインの花火をみる場面「肉眼で見る以上に迫力のある映像なんてないのに。掌に収まるくらいの映像を残すたまに、視界いっぱいの花火を見逃してどうするの」 スマホで写真撮って、あとでまた見返していないなあ。と改めて思いました。彼女が主人公に遺したかったもの。10代のみなさんも感じ取ってくれるといいなあと思います。個人的には落語が紹介されていたので、小説を通じて落語に関心を持ってくれる人がいるといいなあと思いました。

Posted byブクログ

2020/12/27

自分のやりたいことを、何としてでもやりたい。 だけど、自分のために誰かが犠牲になるのは耐えられない。 対して、 自分のやりたいことはさておいて、自分が犠牲になって丸く収まり、それによって自分が必要とされるなら、それは仕方ない。 そんな二人の考え方。 「自分のやりたいことはさておい...

自分のやりたいことを、何としてでもやりたい。 だけど、自分のために誰かが犠牲になるのは耐えられない。 対して、 自分のやりたいことはさておいて、自分が犠牲になって丸く収まり、それによって自分が必要とされるなら、それは仕方ない。 そんな二人の考え方。 「自分のやりたいことはさておいて」おけるかどうかということなのよね。 「さておいて」おいてたもう永久にできないのに、それでも「さておいて」おけるのかどうか。 それでも「さておいて」おけるなら、それは、それこそがやりたいことに他ならないのだろう。 そうなったら、それを「犠牲」だなんて思わないだろうけどね。

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2020/11/21

落語を題でストーリーが動いている。 あまり、面白くなかった。 落語についてよく知らないからなのかな?

Posted byブクログ

2019/12/07

彼女が隠し続けていた秘密。 いくら親しくなろうが打ち明けるには勇気が必要だが、あの時みたいに緊急を要した時は知っていたかったろうな。 まだ若いのに病魔に侵された状態で死神が来たと思ったら、何をするのも怖くなるだろうな。

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2018/10/29

高校の文化祭、落語をやりたいツンデレ彼女と手伝うことになる僕.もちろんお決まりの余命半年,恋愛物.子供の時のトラウマから嫌と言えない僕の代わりにキレて,生物部,手品部,文芸部の面々に啖呵をきる彼女がとても格好良かった.

Posted byブクログ

2018/10/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

落語を題材にしているのは面白かった。 落語には他にどんな話があるのか・・・・ 知りたいと思うきっかけを作ってくれたという意味では面白かったのだと思う。 ただストーリーとしては、可もなく不可もなく。 泣ける=死 というお決まりのパターン。 この手の作品がこうも多いと、泣けなくなってしまう。

Posted byブクログ

2018/10/04

高校の文化祭でゲリラ的に落語をやろうとする美少女とそれに巻き込まれる主人公。突飛な設定なだけかと思っていたが、きちんと意味のある展開と回収がされていた。 根っこの展開は最近よくあるものではあるが、味付けで面白みを出している。主人公が抱える、自分がいま居る場所(コミュニティ)から...

高校の文化祭でゲリラ的に落語をやろうとする美少女とそれに巻き込まれる主人公。突飛な設定なだけかと思っていたが、きちんと意味のある展開と回収がされていた。 根っこの展開は最近よくあるものではあるが、味付けで面白みを出している。主人公が抱える、自分がいま居る場所(コミュニティ)から弾き出されてしまうという恐怖感。それ故に彼は様々なものを抱え込んでしまうのだが、その結果の理不尽をヒロインが打ち砕く。したくないことに時間を費やすほど人生は長くない、というのは歳を重ねてより響く言葉である。 余談だけど。ワシは主人公の「嫌だ」と言えずに流されてしまう性格と、その原因となった“自分の我が儘(不注意)で人を傷付けてしまった”幼少期の出来事に(←ネタバレにならないようボカし気味)、自らを重ねて嫌な記憶がフラッシュバックしてしまった。 今にして思えばそれはさほど大業なことではないかもしれないが、幼少の自分の中途半端な知識では、自分の失敗によって家人が死んでしまう……と思い込み、その恐怖感は今に至るも自分の行動に制限を掛けてる場面があるなと思う。

Posted byブクログ

2018/08/30

気の弱い主人公は小さいころのトラウマもあり、頼まれたことは断れない。 文化祭でも、手品部生物部文学部と自身の教室の企画に参加する一方、文化祭の事前企画で出会った彼女の落語の出し物につき合う羽目に。 優柔不断な主人公と思い立ったらまっすぐな彼女のやり取りがよかったです。 最後に...

気の弱い主人公は小さいころのトラウマもあり、頼まれたことは断れない。 文化祭でも、手品部生物部文学部と自身の教室の企画に参加する一方、文化祭の事前企画で出会った彼女の落語の出し物につき合う羽目に。 優柔不断な主人公と思い立ったらまっすぐな彼女のやり取りがよかったです。 最後にわかる「やさしい死神」の意味もすごくよかったです。

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2018/07/12

究極の恋愛小説って大袈裟な…と 思うけれど、染みるお話ではあります。 何冊も小説を読んでると 話の流れと言うか展開が少し読めることがあります。 今回も予想通りなところはありましたが それでもこんなに暖かくなるとは、 という感じです。 素敵な話でした。 もっとハッピーエンドな展開...

究極の恋愛小説って大袈裟な…と 思うけれど、染みるお話ではあります。 何冊も小説を読んでると 話の流れと言うか展開が少し読めることがあります。 今回も予想通りなところはありましたが それでもこんなに暖かくなるとは、 という感じです。 素敵な話でした。 もっとハッピーエンドな展開も希望したいところではありますが こうなったからこそ染みるものもあるのでしょう。 なんにせよやりたいこと、やるべきことは全力でやりたいな、と思ったし、 人の気持ちより自分の気持ちを考えること(自分勝手とかではなく、ですが、)も大事だと思いました。

Posted byブクログ