蒲生邸事件 新装版(上) の商品レビュー
予備校受験のために上京した浪人生が、ニ・ニ六事件当日の東京にタイムスリップする物語。 すぐ近くでニ・ニ六事件が進行する中、身を寄せた屋敷の主が死亡し、殺人事件の疑いが浮上する。 高校生の時にワクワクしながら一気に読んだ小節。 大人になって読んでも、とても面白かった。
Posted by
平成の大学受験生が、ホテルの火事のためS11年の226事件前夜、退役陸軍軍人宅にタイムスリップする。使用人たちに助けられ、元陸軍大将自殺、叔父・愛人・息子と娘の確執の中、拳銃消失の謎に立会う。タイムトラベラー家系の体験談も。 蒲生大将って、実在の人だと思ってました。昭和からも平...
平成の大学受験生が、ホテルの火事のためS11年の226事件前夜、退役陸軍軍人宅にタイムスリップする。使用人たちに助けられ、元陸軍大将自殺、叔父・愛人・息子と娘の確執の中、拳銃消失の謎に立会う。タイムトラベラー家系の体験談も。 蒲生大将って、実在の人だと思ってました。昭和からも平成からも遠くなって、読み方も変わるんだなと思いました。
Posted by
大学受験生なのに2.26事件のこと名前すら知らないとかある?と思いつつ、主人公の物事の知らなさに呆れつつ、でもなかなか興味深い流れのところで上巻を終えました。 2019.6.30 101
Posted by
平成最後の日読んだのがたまたま二・二六事件をモチーフにした作品だったので、平和な時代だったことを再認識した。 宮部さんが敢えて描いているのだと分かっていても、主人公の孝史の今時の若者らしい軽薄さが鼻につく。
Posted by
1994年2月26日未明、宿泊中のホテルで火事に遭遇した浪人生の孝史。 目の前に現れた不思議な男に救われるも、気づくとそこは雪降りしきる昭和11年の帝都・東京。 ホテルではなく、陸軍大将蒲生憲之の屋敷だった-。 受賞情報 日本SF大賞 第18回 ------------ 蒲生邸事...
1994年2月26日未明、宿泊中のホテルで火事に遭遇した浪人生の孝史。 目の前に現れた不思議な男に救われるも、気づくとそこは雪降りしきる昭和11年の帝都・東京。 ホテルではなく、陸軍大将蒲生憲之の屋敷だった-。 受賞情報 日本SF大賞 第18回 ------------ 蒲生邸事件 上 ガモウテイ ジケン 1 著者 宮部みゆき/著 ミヤベ,ミユキ 版 新装版 出版者 東京 文藝春秋 出版年 2017.11 形態事項 342p 16cm シリーズ名 文春文庫 み17-12 ブンシュン ブンコ ミ-17-12 ISBN 978-4-16-790957-4
Posted by
宿泊したホテルでの「事件」をきっかけに大正時代にタイムスリップした浪人生。歴史的事実と、あらがえない歴史のながれ。
Posted by
SFということで敬遠してたが、昭和史ものということで読む。が、どのジャンルでも中途半端なのと、主人公の知識量が序盤と中盤で不自然なほど違うことなど、粗が散見された。
Posted by
物語の進みが遅く、多少ダラダラした感じがする。 どうしてもこの作者の長篇作品は中弛みの様な所がある。 文章の上手さで読者を引っ張ってくれるが、内容は物足らない感じがする。 下巻に期待したいと思う。
Posted by
平成から昭和11年の2.26事件の真っ只中にタインスリップした主人公。 まだ物語がどんな方向に進むのかが分からない。
Posted by
【歴史の転換点にタイムスリップ! 著者会心の長篇を上下分冊で】二月二十六日未明、宿泊中のホテルで火事に遭遇した浪人生の孝史は間一髪で逃れるも、気づくと雪降りしきる昭和十一年の東京にいた。
Posted by
- 1
- 2