熊を夢見る の商品レビュー
あちら側の世界について、左脳的な思考で辿り着こうとしている印象。 自然と人間が渾然一体となった世界を根底として世を眺めることの重要さを認識した。
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「虎山に入る」の方が面白い。日本に関するエッセイが多数。寺山修司や俳句から古代人の思考を辿る。人間と動物の差がなくなる世界を描いているがこれって死の世界では?
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吉本の評論においての、死と笑いの関係は、笑ってはいけないからドキュメンタルに続く松本人志の活動の根本を言い当てているような気がする。そして、寺山修司の落書き学に関しての評論では、高橋源一郎が気づいたtwitterの集合意識が詩そのものであるということに対しての裏付けとなっているよ...
吉本の評論においての、死と笑いの関係は、笑ってはいけないからドキュメンタルに続く松本人志の活動の根本を言い当てているような気がする。そして、寺山修司の落書き学に関しての評論では、高橋源一郎が気づいたtwitterの集合意識が詩そのものであるということに対しての裏付けとなっているような気がする。ってか、本当に刺激になる本で、これはキュレーションのちからであることが大きいと思う。この表紙の感じからして。編集の力、パッケージングもメディアであるということが表紙の美しさも含めてすごく感じられました。書籍メディアへの愛。
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