転じて恋と生き の商品レビュー
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教師同士、転生もの。前作は面白かったんですが今回は好みではなかった…。キャラの人となりが掴みきれず、ドラマティックな演出にものりきれなかった。ノスタルジックな雰囲気なのは良かったので、むしろBLにしない方が集中できたかもでした。
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良かった。前世ものだけど、過去の彼らと今を生きる自分たちが別々の人間だというのを、雰囲気に流さずしっかりと描いてあった。その上で、主人公たちが今の相手に少しずつ惹かれていく描写がちゃんとあって、無理なく話に没頭させられた。前世での彼らの最期を、はっきり描かず匂わせているところも良...
良かった。前世ものだけど、過去の彼らと今を生きる自分たちが別々の人間だというのを、雰囲気に流さずしっかりと描いてあった。その上で、主人公たちが今の相手に少しずつ惹かれていく描写がちゃんとあって、無理なく話に没頭させられた。前世での彼らの最期を、はっきり描かず匂わせているところも良い。あくまでも主人公は今の彼らだと。 ドラマチックな題材に対して、地に足がついた作風。それでも訴えかけるシーンの素晴らしさ。この後も楽しみな作家さんだ。
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転生BL 最近、泣けるモノ読みたいな〜と思っていましたので、購入。 前作の「半壊の花」にて稲穂の道を読んだ際、早寝電灯さんは暖かみと涙を誘うような物語が上手で、素晴らしいなと思っていました。 今回は、それが前面に出ており、表題作で一冊でしたので、話も丁寧且つ素晴らしいものでした。 生徒との話も綺麗に描かれており、加古さんが可愛かったなぁと思いました。 転生モノは難しい話のも多いのですが、早寝電灯さんの描くこのストーリーは、さっぱりというわけでもないのにわかりやすくて読みやすかったです。 途中、反転(読むとわかります)するシーンでも、主人公の心情を交えながらも、春沖くんと八尋先生の心情、変化を写していて、見ていてドキドキしました。 後日談では、互いの呼び方や話し方が変わっていて、互いに理解しあい、共生しあうというのが読み取れて、ほんわかと暖かくなりました。 シリアスも交えながら、人のあたたかさ、運命を描いていて、読み終えた後も「あ〜よかった…」と余韻が残りました。 (読み終わったら、ぜひ表紙と表紙裏の絵を見比べてほしいです^_^) この本で、本格的に早寝電灯さんの本を買い続けよう!!!!と思いました。
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