ケンカ十段と呼ばれた男 芦原英幸 の商品レビュー
記憶を捏造し、自分の主張を故人に語らせるイタコの様なライターがいるが、本書は丁寧に取材を行ったうえでの一次証言を中心に構成されており、私自身の芦原館長の記憶とも合致する。極真会を離れた経緯、支部長会議での様子などは、別のライターの本での記述とかなり異なるが、実際のところはこうだっ...
記憶を捏造し、自分の主張を故人に語らせるイタコの様なライターがいるが、本書は丁寧に取材を行ったうえでの一次証言を中心に構成されており、私自身の芦原館長の記憶とも合致する。極真会を離れた経緯、支部長会議での様子などは、別のライターの本での記述とかなり異なるが、実際のところはこうだったのだろう。松宮氏も思い入れが強すぎて危ういところあるが、勿論あのライターの比では無い(笑)。
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改めて、芦原英幸という空手家のすごさが分かります。 天才とはこういう人の事を言うのでしょう。 天才でもさまざまな努力を怠らず、常に工夫し続ける姿には、学ぶべきところが多くあります。 今まで不明だった部分も、著者の詳細な調査やインタビューで明らかになって行きます。 芦原英幸身近にい...
改めて、芦原英幸という空手家のすごさが分かります。 天才とはこういう人の事を言うのでしょう。 天才でもさまざまな努力を怠らず、常に工夫し続ける姿には、学ぶべきところが多くあります。 今まで不明だった部分も、著者の詳細な調査やインタビューで明らかになって行きます。 芦原英幸身近にいた著者だからこそ、語れる部分もあります。 読み応えありました。
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元芦原会館の松宮という人による芦原英幸の伝記。 殆ど知っていることが多かったので特に感銘もないのだが、この本を書くきっかけは、『空手バカ一代』の漫画家である影丸穣也が膵臓がんで亡くなる前に「あんたが芦原英幸さんの伝記を書くべき」と言われたことだそうだ。 合掌
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