やさしいねこ の商品レビュー
涙が止まらなかった。争いの嫌いな最弱のニャンコ、ポー。他の猫に遠慮して、ごはんを食べるのもままならない。見兼ねて、家猫になれたものの、、、、やさしい猫はしあわせだったかな? 健気な猫のお話です。
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写真家の著者が、地域猫に関わり始めた時、気になった野良猫。 気立ての優しい猫との交流を描きます。 写真が多くリアルで、あたたかな気持ちが伝わる内容に、ほっこり。 ケンカが弱く町内最弱で、食べ物をあげてもほかの猫に遠慮してなかなか近寄れないほど気が弱い。 しっぽに特徴があるので、...
写真家の著者が、地域猫に関わり始めた時、気になった野良猫。 気立ての優しい猫との交流を描きます。 写真が多くリアルで、あたたかな気持ちが伝わる内容に、ほっこり。 ケンカが弱く町内最弱で、食べ物をあげてもほかの猫に遠慮してなかなか近寄れないほど気が弱い。 しっぽに特徴があるので、ぽーと名付け、呼ぶと振り返るようになりました。 手術をした後で一度地域に戻したら、また捕獲用のケージにかかってしまったりして。もう入らなくていいのに(笑) いじめられるのを見かねて、家の子として引き取ることに。 そうしたら‥? 先住猫には遠慮して、仲良くしたくてもなかなか近づけない。 でも、だんだん馴染んで行きます。 そして、後に引き取った猫たちの世話をする優しい性格。 なんて、いい子なんでしょう! ぽーの柄がうちにいた猫と似ている!ので、図書館で手に取りました。 見た目がそっくりで、性格もちょっと似ています。 若い頃の写真だと、ちょうど同じような警戒する目をしたのもありました。 野良の肝っ玉おっかさん猫に仕込まれたので、町内最弱というわけではなかったんですが。 割合早くからうちの庭で育ったせいか、おっとりしたところがありました。 そして、とってもジェントルマンで優しかったのです。うっかり尻尾を踏んでも怒らないほどで、間違えたからに決まっていると思ってるようでした。 恋人猫が出来たら連れてきて、大事そうに、会わせてくれました。 こういう柄は優しい性格なのかしら? 思い出は尽きません。
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一匹の地域猫(後に飼猫)にフォーカスしてこんな風に綴られた写真集って、珍しい気がする。文章も読みごたえがあって、写真集というより、写真絵本な感じ。 イエネコは、ペットとして猫に「弱さ」を求めたヒトが創り出した生き物だ。弱いぽーはヒトに愛されるかわりに猫の世界では生きていけない。 ...
一匹の地域猫(後に飼猫)にフォーカスしてこんな風に綴られた写真集って、珍しい気がする。文章も読みごたえがあって、写真集というより、写真絵本な感じ。 イエネコは、ペットとして猫に「弱さ」を求めたヒトが創り出した生き物だ。弱いぽーはヒトに愛されるかわりに猫の世界では生きていけない。 その点において、ぽーは、自身ではなく、ヒトを幸福にするために生きたんだろうと思うのです。だからこそこんなにたくさんのヒトがぽーを愛しく思うのではないでしょうか。
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情けない顔の、近所でも最弱の猫ぽー。 とにかく気が弱い。 なんだかみじめで、いじめられるのか傷もたえない。 なんだかなあと、苦笑いで読み始めたけど、、。 ぽーはいいこだ。ほんとにいいこ。やさしいこ。 気が弱くたっていいじゃないか。 最後まで読んだら、涙があふれた。
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この本の主役「ぼー」が、昔うちの近所にいてとても大好きだった猫にとてもよく似ている。 その猫を思い浮かべながら読んだので読み進めていくと思い出だダブってつい涙ぐんでしまう。 写真も文章もとても素晴らしい本でした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
図書館の猫の日企画で猫関連の本を借りると猫しおりがもらえるということだったので、借りてみた。 表紙のぽーの表情は、本編でも何枚も見ることができるのだが、本当にやさしくてやさしくて。 そして、すでに去勢手術を終え放たれたのに、別の猫を捕獲するための罠に、再びぽーが捕獲されてしまった場面には笑った。 結局、ぽーは太田氏の家族になる。ふくふく丸いぽーが、年老いて、病気になり痩せてゆく姿にはいろいろ考えさせられた。 最後の 『ぽー、ぽー。 「・・・・・・何?」 いや、何でもないよ。 ちょっと呼んでみたかっただけ・・・・・・。』 という文章、そして、元気に外猫をやっていた時のぽーが名前を呼ばれて振り向いている写真には泣かされた。太田氏がぽーを自分の家族にすることにためらいがあったのは、既に猫を飼っていて、全部を保護はできないという理由の他に、自分が飼ってしまうと、もう外に出ることはできなくなる、自由を奪ってしまう、という迷いだったのだろうな。 でも、ぽーは幸せだったと思う。
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あるところにとっても弱虫ののらねこがいました。 まわりのねこにいじめられていつも傷だらけ。 かおもぶさいくです。 おまけにちょっぴりどんくさい。 ほかのねこがごはんを食べているあいだもじっと食べ終わるのをまっていて自分はのこりごはんを食べるのです。 そんなねこを「やさしいね」とい...
あるところにとっても弱虫ののらねこがいました。 まわりのねこにいじめられていつも傷だらけ。 かおもぶさいくです。 おまけにちょっぴりどんくさい。 ほかのねこがごはんを食べているあいだもじっと食べ終わるのをまっていて自分はのこりごはんを食べるのです。 そんなねこを「やさしいね」といって気にしてくれるひとがあらわれました。 しゃしんかの太田さんです。 太田さんはねこに「ぽー」となづけました。 太田さんは『地域猫活動』...野良猫に去勢、避妊手術を施した後、元の場所に戻し、一代限りの猫として地域の人に温かく見守ってもらう活動...をされている方。 そんな太田さんが一匹ののらねこに恋をした(笑) 気になって気になってどうしようもなくなり、野良猫から地域猫へ、最後は自分の家の猫へ。 人によっては単なる弱っちい猫、と呼ぶと思う。 でも太田さんはそんなぽーのやさしさを見抜き、尊いものとして書いて、撮っている。 そこがスゴいな、と思った。 漫画『夜廻り猫』にも出演したぽー。 今作にも漫画が2本載っております。 ぽーに泣かされたので、夜廻り猫さん、今夜来てください(笑)
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夜回り猫にも登場していた町内最弱猫のポーの話。 なんか切ないね。だけど最期は太田さんに大事にしてもらってよかったね。
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ある日公園に現れた、ブサイクな1匹の野良猫。「ぽー」と名づけられたその猫は“町内最弱”で、まわりの猫たちからいじめられ続けていたのです…。ぽーと一緒に過ごした日々を、ぽーと周囲の猫たちの写真とともに綴る。 長年猫と一緒なので、人間と同じく猫にもいろいろな性格があることは知ってい...
ある日公園に現れた、ブサイクな1匹の野良猫。「ぽー」と名づけられたその猫は“町内最弱”で、まわりの猫たちからいじめられ続けていたのです…。ぽーと一緒に過ごした日々を、ぽーと周囲の猫たちの写真とともに綴る。 長年猫と一緒なので、人間と同じく猫にもいろいろな性格があることは知っている。本書の主人公ぽーは猫族の中でもかなり性格のいい猫だろう。著者のぽーに対する愛情があふれる本だった。 (A)
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ノラネコだったぽーが飼われるまでと、飼われてからの本。 この手の本はネコかわいいで終わってしまうことが多いのですが、今回の展開は心が動かされました。 (以上、ブログ全文です) ブログはこちら。 http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives...
ノラネコだったぽーが飼われるまでと、飼われてからの本。 この手の本はネコかわいいで終わってしまうことが多いのですが、今回の展開は心が動かされました。 (以上、ブログ全文です) ブログはこちら。 http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/5298095.html
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