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覆面作家 の商品レビュー

3.2

20件のお客様レビュー

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2018/03/03

デビューしてまもなく文学賞の候補になる実力の持ち主の覆面作家が、「私」のファンだという-。著者を彷彿とさせる「私」が語り手の短編集。 最近読んだ長編がいずれもイマイチだった大沢在昌だけど、自伝的要素がかなりありそうに思えるこの短編集はなかなか味があった。特に表題作は印象的。じっ...

デビューしてまもなく文学賞の候補になる実力の持ち主の覆面作家が、「私」のファンだという-。著者を彷彿とさせる「私」が語り手の短編集。 最近読んだ長編がいずれもイマイチだった大沢在昌だけど、自伝的要素がかなりありそうに思えるこの短編集はなかなか味があった。特に表題作は印象的。じっくり腰を据えて傑作長編をまた生み出してもらいたいものだ。 (B)

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2018/02/14

作者には珍しい?短編集。 自身をモデルにしたわけでもないだろうが、主人公のプロファイルは作者にかぶる。 作者のうまさは短編でも大いに味わえる。

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2018/01/23

大沢さん自身かと思われるハードボイルド作家が、友人らと一緒にちょっとした事件にかかわる短編集。 原稿は手書き、インターネットは煙たい存在という、元来の作家さん姿がなんか懐かしくさえある。 何と言っても「村」が面白かった。 この発想が大沢さんらしいなと感服。

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2018/01/20

第1話を読み終わって大掛かりなストーリーが展開すると思いきや、短編集だったのでちょっとズッコケた。小説ではあるがエッセイ的な雰囲気を感じ、何となく作者の心情に触れた気がして楽しめた。

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2018/01/02

そこまで大物ではないがヒット作がありそこそこキャリアのある作家「私」が主人公。軽いミステリーや人生の機微を感じさせるストーリが味わえる、連作小説集というにはあまりにも関連がなく寄せ集めの印象だが、そこはさすがの作者さん、そこそこ味わい深く楽しめる作品集に。

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2017/12/31

8話の短編集。エッセイ風の内容でスラスラ読める。村と不適切な排除の話が政治の陰謀を感じさせる話だったので面白かった。図書館で借りた本なので、著者が作中よく嘆いていた本を買わない読書好きな消費者になるので苦笑いしてしまった。

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2017/12/22

連作短編集。8編。 「私」=「著者・大沢氏」なのだろうか?既読のものもあった。ミステリー系が多いが、気軽に読める一冊。 しかしながら大沢氏には、長編を期待してしまう。

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2017/12/03

さすがの大沢おやぶん(笑) 面白かった。 あの「私」は、なんだか本人っぽい雰囲気なのも面白い。 某警察小説、続きを待ち望んでるので、作中の言葉が実現したら嬉しい。 あの女性作家ってとか考える私は、完全にフィクションとエッセイを混同してるけど(笑)

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2017/11/27

8編の短編集。自身のことをベースに書いたのではないかな。長編のように強く緊張をする場面とか山場のようなものはないが、どれも面白い。一つ一つそんなに長くないし、あっという間に読めてしまった。気に入ったのは『村』『イパネマの娘』『不適切な排除』。図書館の話やら飲みの場でのお話は著者の...

8編の短編集。自身のことをベースに書いたのではないかな。長編のように強く緊張をする場面とか山場のようなものはないが、どれも面白い。一つ一つそんなに長くないし、あっという間に読めてしまった。気に入ったのは『村』『イパネマの娘』『不適切な排除』。図書館の話やら飲みの場でのお話は著者の心情でも(多少?)あるんでしょう、それも面白かったね。

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2017/11/23

今一つ内容がすんなり自分の中に落ちてこなかった。つまらない訳ではないが、面白くてのめり込むかというとそれはない。好きな作家の一人なので、 次の作品に期待する。

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